適切に自己PRできる志望動機の書き方をご存じですか? | 大学教授を目指す方の強い味方 ~アカデミック・キャリアパス・サポート~

大学教授を目指す方の強い味方 ~アカデミック・キャリアパス・サポート~

アカデミック・キャリアパス・アドバイザが、大学、短期大学、高専などの教員(教授、准教授、講師、助教)としてキャリアアップを目指す方を支援します。研究機関の研究員や大学職員(特に中途採用)を目指す方の支援も可能です。

大学教員公募,抱負,志望動機,書き方,添削

※弊社ブログをご覧いただく際はパソコンからご覧ください。

※パソコンからご覧いただくことで、弊社が提供するサービス

※について紹介するページにアクセスできます。

※ご相談につきましては support@acps.biz にご連絡ください。

 

予め断っておきますが、ここでお話しすることは全ての大学教員公募において

当てはまることではないことをご理解いただいた上でお読みください。

 

大学教員公募では、応募先によっては、

「志望動機」

の提出を求められることがあります。

 

この記事を読まれている方の中で、

「志望動機なんかより研究業績が重要だ!」

と考える方は多いと想像しております。

 

弊社はそのお考えを否定するつもりはございません。

 

しかし、実際の大学教員公募の審査では、

志望動機を読んだ審査側が応募者に幻滅して

不採用となるパターンが多くあります。ゲッソリ

 

「嘘だろ!」と思うかも知れません。

しかし、これが現実です。滝汗

 

審査側は

「こんな応募者にうちの学生の教育を任せられない!」

と判断するためです。

 

例えば、スペックの高い応募者が採用されないのは、

これが不採用の原因の一つとなっている可能性が高いと考えられます。

この記事を読まれている方にも、心当たりのある方がおられるのではないでしょうか?

 

ちなみに、ここでのスペックの高い応募者とは、

教育業績や研究業績の数が比較的多い応募者

を指します。

 

このことに気づかずに応募し続け、何度応募しても採用されず、

面接に呼ばれることはあっても採用までには至らないケースは多々あります。

 

審査側の立ち場で考えますと、応募者のスペックが高い場合は、

「念のために面接に呼んでみようか?」

となることがあります。

 

そして、実際に面接を行い、

「あぁやっぱりこの人は採用できないよね。」

と審査側の直感は確信に変わります。

 
応募者が面接室を出た直後、
審査側の面々はやや苦い表情を浮かべながら互いに顔を見合わせ、
面接室の外にいる応募者には聞こえないような小声でこのような言葉を交わし、
「不採用」という結論を下します。
 

応募書類の字面だけでは判断が難しいため、

このように念のために面接してみるということがありますが、場合によっては、

採用したいと考えている別の応募者の対抗馬のような位置づけとして、

スペックの高い応募者を面接に呼ぶこともあります。

 

つまり、本命の応募者(主役)の引き立て役として

面接に呼ばれることもあるのです。笑い泣き

 

その公募がいわゆるデキ公募(出来レース)ではなかったとしても、

採用するつもりはないのに面接に呼ぶこともあるのです。

 

各大学には個々の事情があるため、このようになってしまうことがあります。

 

これは応募者にとって迷惑な話です。ムキー

 

腹立たしい話ではありますが、少し冷静になってこのことを考えてみましょう。

 

採用されない原因は応募者にあるのです。

 

もしかして、あなたは、

「最近は面接に呼ばれる機会が増えたから

どこかの大学で採用される日が近いかも・・・アップ

なんて考えていませんか?

 

それは大きな勘違いかもしれません。滝汗

 

面接の段階で失敗しているのではなく、

既に書類審査の段階で失敗していると言えます。

 

審査側としては採用するつもりもないのに面接に呼ばれるということは、

応募書類に問題があると言っても過言ではありません。

 

 

 

前置きの話が長くなりましたが、ここからは本題についてお話しします。

 

今回の記事のタイトルでは「自己PR」という表現を用いておりますが、

実はここで取り扱いたいテーマは厳密に言うと、

「PR」ではなく「アピール」

ですので、以下では「アピール」という言葉を用いて話を進めます。

 

志望動機の作成に困った方が弊社に相談いただくことは多いのですが、
内容を拝見しますと、100点を満点とした場合、
50点を超える原案を拝見したことがありません滝汗
つまり、全ての原案が 不合格(不採用) ということです。
 
弊社に寄せられる志望動機の原案のほとんどが10点や20点という内容
です。
数多くの教育業績や研究業績をお持ちの方でさえも同様です。
 
その主な理由は、
「数ある大学の中から、なぜ、うちの大学を選んだのか?」
という審査側(教員選考委員)の問いに答えていないためです。
 
ここが重要なポイントです。
 
審査側の質問の意図を充分に汲み取ったアピールができていないのです。
 
いや、アピールができていないというレベルの話ではありません。
多くの応募者の志望動機は、それを評価するレベルに達しておらず、
審査側が応募者に幻滅していると考えられます。
 
それが原因で不採用になってしまうことがあるのです・・・ゲッソリ
 
大学教員公募の定番である「今後の教育・研究に関する着任後の抱負」
の内容についても同様に言えます。

 

教育業績や研究業績がそれなりにあっても志望動機や抱負の内容に欠陥が
ある場合は応募者に対する印象が悪くなり、書類審査すら通過できず不採用
となることは多々あります。
 
逆に、志望動機や抱負が審査側を納得させることができる内容であれば、
教育業績や研究業績が他の応募者より多少劣っていたとしても、
採用される可能性があります。
 
実際、弊社が支援させていただいた相談者様の中にも、志望動機や抱負
にて充分にアピールすることで、審査側を唸らせて採用に至った方は多数
おられます。
 
このように、大学教員公募における審査の全てが、業績の数の多さで判断
される訳ではないということを理解しておくことが重要です。

 

そのため、弊社では、志望動機や教育・研究の抱負という書類の作成にも
全力で取り組むことが採用を勝ち取るためには重要であると認識し、
相談者様の支援に努めております。
 
抱負の書き方でお困りの方はもちろんのこと、志望動機の書き方についても
お困りの方は、一度、アカデミック キャリアパス サポート にご相談ください。
 
代案や例文の提示も可能です。
 
弊社への連絡先メールアドレスは下記のとおりです。
 
手紙 advisor@acps.biz
 
あなたが大学教員公募で採用されない原因を
弊社が説明します。
そして、改善案をお示しし、あなたを採用へと
導きます。ニコニコ
 
 
なお、アカデミック キャリアパス サポートでは、大学教員公募における
応募書類の作成支援(添削)以外に、大学教員としての日々のご活動を
支援するサービスも各種提供しております。
 
アカデミック キャリアパス サポートのサービスにご興味をお持ちの方は
メールでご連絡いただくか、スマートフォンではなくパソコンからこのブログ
にアクセス()していただき、サービス内容を確認いただければ幸いです。
 
※当ブログをスマートフォンでご覧になっている方々へ
当ブログはスマートフォンからアクセスした際に表示されないメニュー
がありますので、パソコンからのアクセスを推奨しております。