退役した先代の南極観測船「しらせ」が10日午前、神奈川県の海上自衛隊横須賀基地から出港した。英字表記の「SHIRASE」に改名。途中で寄港した後、新たな係留地となる千葉県の船橋港に来月下旬に到着、環境情報発信基地として新たな任務を担う。
 出港式典で、畑田実・横須賀地方総監部幕僚長は「29年間にわたって約1万2000人を輸送してきた。海のロマンの理解に一助を成したと思っている。娘を嫁がせる父親の心境だ」と述べた。
 同船は1982年、3代目の南極観測船(砕氷艦)として建造。昨年7月の退役後、民間気象会社「ウェザーニューズ」(東京)に譲渡された。係留地の船橋港では当面、気象、気候変動の観測や、南極の氷の状況をモニタリングする拠点として稼働する。 

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