貯めてきた11個の凍結胚盤胞を全て失って、失意のどん底にいました
それでも、とても温かいコメントを頂き、本当に救われました有り難うございました
フライングで結果が分かった時から、リプロへの転院も考え、初診予約を取っていました。
しかし、奇跡の逆転劇をどこかで期待していたのか、クリニックでの判定を聞くまでは、正直かなり迷っていました。
そして、判定日。
仕事を早退して、早めに来院したので、すぐに診察室に呼ばれました。
Dr.「数値が低いので(HCG10未満)、妊娠していませんね。凍結している分がなくなったので、次は採卵するか、治療を終えるかやね。」
私「私はこれから先、妊娠できますか?」
Dr.「一度、採卵をしてみて、どうかやね。その結果によっては、厳しいかもしれないね。」
この時点では、最後にもう一度だけ、このクリニックで採卵するつもりでした。奇跡的に運動率85%の凍結精子くんもまだあるので。
私「今回、5個移植してもらいました。他ではほとんど聞かないような、最高の方法で移植して頂きました。これ以上の方法って、あるんですかね?」(←私はほめ言葉のつもりでした)
Dr.「方法なんて関係ないよ。卵の問題だから。方法は全く関係ない。次の周期はまだ採卵できないから、生理が来たらクロミッド飲んで、その次の生理3日目に来てください。」
私は、この言葉で転院を決めました。セカンドオピニオンではなく、ちゃんとリプロで診てもらおうと。
ドクターが言っていることはよく分かる。
確かに、卵の老化が原因で、妊娠は厳しいものとなる。それは、見た目のグレードだけでは分からない、卵そのものの生命力。(ちなみに、着床前診断は以前提案しましたが、却下されました。)
しかし、
医者が「方法なんて関係ない」と言ったら、そのクリニックに行く意味ありますか?
卵が問題で、それをどうすることもできないなら、どこのクリニックに行っても、一緒ですやん。
少なくとも、他よりかなり高い料金なのに。。
卵が少ししか採れない中で、ドクターの言う通りに、ひたすら必死に貯卵してきたのに!
と思い、未練が吹っ切れました。
そして、その足でリプロへ行きました。
まず初めに、コーディーネーターと呼ばれる看護師さんとお話しました。事前に書いてきた問診票を見ながら、今までの治療歴を詳しく聞かれました。その中で、
CO.「貯めてこられた胚は、初期胚ですか?胚盤胞ですか?」
私「全て胚盤胞です。」
CO.「そうですか!それは大変なご苦労をされましたね。」
この時点で、涙がこみ上げてきそうになりました。どれだけ大変な想いをしてきたのかを察してくださった、その言葉にとても救われました。
そして、診察中のドクターから
Dr.「この年齢で11個も胚盤胞になったのがすごいですよ。」
と言っていただき、今までの頑張りをねぎらってもらえたように感じました
前のクリニックとリプロでは、色んな点で異なることが多く、戸惑いもたくさんありますが、少しずつ慣れていきたいと思います。
慣れない間は、約3年通い続けたクリニックにまだ未練も残っていると思います。
でも、大阪で一番に名が通った、一流のクリニックで、やれるだけやって、それでも妊娠できなければ、悔いを残さず、諦められると思うので、ラストスパート頑張ります