続き…


我が家には、泌尿器科のI先生が

声をかけてくださいました。


私の主治医はH先生なのですが、

H先生は日頃の診察時からよく話してくださる

ので、他の先生からもお話が聞けて、

気持ちの整理ができた気がしました。


我が家の主な悩みは

"今後子供の検診や遺伝子検査を受けるタイミング"

についてでした。


支離滅裂な私の話に耳を傾け、

優しい口調で検診と遺伝子検査のタイミングについて話してくださいました。


"どんな病気かを知らない事が不安に繋がる"

と言われて、子宮筋腫核摘出後、どんどん体調が悪くなる中、不妊治療のクリニックでは問題無い

と言われた時の不安を思い出しました。

あの時、こんな風にゆっくり話を

聞いてほしかったな~


検診でMRIを使うには自費になること、

エコー検査で血流をみることで腫瘍が分かる

手がかりになること。


遺伝子検査は中学生になったら、

考え始めても良いのでは…というアドバイス。


3年前は小学生の遺伝子検査は

倫理的にできないと断られた事を話すと、

遺伝子診療科の先生とカウンセラーの方を

呼んできてくれて、遺伝子診療科としては、

中学生の判断能力をどう考えるか…丁寧にお話してくださいました。


私が腎がんの手術をうけ、

遺伝子診療科にかかった時、遺伝のショックと子供の検査ができないというので、号泣しながら

カウンセリングを受けた記憶があり、

遺伝子診療科には壁を感じていたので…

"なぜ遺伝子診療科で働いているのか"

と質問させていただきました(何様!失礼…)


遺伝子診療科の先生とカウンセラーの方々は

それぞれのお話をしてくださり、

真剣に私達患者の話を聞こうとしてくれている

と感じました。

「嫌な思いをされたのなら、すみませんでした。

私達はもっと気軽に相談にきて欲しいんです」

と言ってくださり、今まで思ってた

遺伝子診療科のイメージが変わりました。

交流会だからこそ聞けた事でした。


患者側から医療関係者を理解しようという姿勢も

大切だったな…と気づかされました。


また続く…