カイロプラクティックとはWHO(世界保険機構)によって認定されている、骨格の歪みに起因する神経系の障害と、そこから発生する健康状態の悪化を診断、治療および予防を行う医師と同等の専門職です。

つまり、身体の歪みを取り扱うお医者さんの資格を持った人をカイロプラクターと呼びます。

これに対して、整体は各地域の個人レベルで独自に行っている民間療法です。世界レベルで認定するような医学知識や安全基準といったガイドラインは存在しません。

じゃあ整体と何が違うの?

多少の誤解は恐れずに簡単に言ってしまうと、カイロプラクティックと整体の違いはこんな感じです。

カイロプラクティック:

  • WHO(世界保険機構)によって、明確なガイドラインが設けられている、医学的な裏付けのある医療行為。
  • 医師としての医学知識と免許が必要。
  • 関節、椎間板を矯正を行う事が特徴。

整体:

  • 民間療法であり、認証基準や医学的な根拠の無い技術療法。
  • 医師としての医学知識と免許は不要。
  • 骨格、筋肉の急激な回転伸展操作を行う事が特徴。

まだ小難しいですね。

さらに極端に噛み砕いてみましょう。

カイロプラクティック:

  • バリバリと音を鳴らすような力任せの施術をしない。
  • 痛みを伴わない。

整体:

  • 限界以上に身体を曲げたり伸ばしたりと、音が鳴るほど筋骨に大きな負荷をかける。
  • 痛みを伴う事が多い。

極論になりますが、整体は”異常箇所”を”動かない方向”へ”急激”に”強制的に”動かす行為。つまり、動かないものを無理矢理動かすのが整体であり、そこに大きな危険があることは容易に想像できます。

これに対し正式なカイロは、動く範囲を徐々に広げていって、正常な状態に戻していくため、殆ど危険は伴いません。

正式なカイロプラクティックの教育を受けていない方は、こういった整体と同じような行為を行う事が多く、事故が絶えず、法的な整備も一向に進みません。

ただし、殆どの施術者はわざと危険な行為をしているのではなく、基本的には良い事だと信じて施術しています。これは正規の教育を受けるチャンスに恵まれていないためです。

AACEカイロプラクティックの教育レベルを上げる活動を通じて、こういった問題にも取り組んでいます。


ペタしてね

日本におけるカイロプラクティック/整体業界は、教育レベルの低さに起因して、非常に危険な状態であると言えます。

日本では様々な事情から医学であるカイロプラクティックと、民間療法である整体が混同され、適切な教育を受けていない方が危険な施術行為を行っている状況です。

カイロプラクターになるには、CCE認定プログラムに沿った4200時間の教育が必要なのですが、日本のカイロ学校では2~3日の研修だけで開業させてしまうようなところも少なくありません。

4200時間というと、目安としては3年間以上の全日制教育に相当します。

3年間毎日勉強して、はじめてカイロプラクターと呼べるようになるはずが、法的な規制がないため、ほんの数日の研修でカイロプラクター自称し、患者を扱っているような状況が蔓延っています。

教育レベルの低さが招く現実

これがどれだけ危険な事なのかは追々お話ししていきますが、こうした状況から、日本のカイロプラクティック/整体業界では事故が絶えません。

骨格や神経についての知識がないため、無理な力を加えてしまい、症状が悪化したり、半身不随や死亡事故なども少なからず起きています。

患者にとってはもちろん、人に喜ばれるためにした事が、逆に不幸な結果を生むという、施術側のにとっても悲しい現実です。

国際カイロプラクティック教育審査機構では、こうした不幸を無くすため、カイロの教育レベル向上に努めています。

これからカイロの勉強をしたいという方や、施術について不安や不満を持っている方は、お気軽にご相談ください。もちろん無料ですよ。


ペタしてね

はじめまして。

AACEでは、この場を借りてカイロプラクティックに関する、正しい教育や知識、資格やお仕事に関するお話を紹介していきたいと思います。

国際カイロプラクティック教育審査機構の概要

国際カイロプラクティック教育審査機構(AACE)は、2002年に内閣府認証により発足された、特定非営利活動法人です。

WHO(世界保健機構)のガイドラインに則り、国内でカイロプラクティック教育を行っている団体、学校の教育レベルの審査、日本国内のカイロプラクティック教育レベルの引き上げ、国内のカイロプラクティック教育の現状の情報収集及び情報公開等を行っています。

また、カイロプラクティック業界でお仕事をされたい方が、適切な教育と知識を得られるよう、相談会、説明会、セミナー等を通じて、正規の資格を取得するための教育支援活動も行っています。


ペタしてね