できるマネージャーは知っている できる部下の育て方 -9ページ目

できるマネージャーは知っている できる部下の育て方

困った部下をできる部下に育てる方法をお伝えします

………………………………………

今日のテーマは

【教えないって、じゃ、どうするの?】

………………………………………

インナーゲームの著者で
それまでのコーチングに
大きな【転換点】をもたらした
ティモシーガルウェイのコーチング
見てみましょう。

チューバ-

この事例は、
もともとテニスプレーヤーだったガルウェイが

オーケストラのチューバ奏者の
コーチングをしたときのものです。

出典 コーチングの技術・・・オーエス出版社
   会話形式に修正しています。

コーチングの技術―組織が変わり成果が変わるコーチングとは?

 

ガルウェイは、
音楽の訓練を受けたこともなければ
チューバのソロ演奏も聞いたことがありませんでした。

以下、ガルウェイをG、チューバー奏者をTと表記します


G あなたが一番難しいと感じている事は何ですか?

T 高音部のアーティキュレーションです

G そこを演奏していただけますか?

T はい・・・演奏し、ダメだという表情

G どんなことに気づきましたか?

T きれいにできませんでした。

G どうしてそれがわかるのですか?

T 私は舌でそれを感じることができるのです

G 舌がどうなるのですか?

T 今のようにうまく演奏できないときは、
  舌が渇いて厚目に感じるのです。

G もう一度同じ所を演奏してください。
  ただし今度は、とくにきれいに
  アーティキュレーションをしようという
  努力はせずに、
  舌の湿り具合が
  どう変化するかだけに
  注意してほしいのです。

T ・・・もう一度演奏

 

ガルウェイにはどちらも同じに聞こえましたが、
オーケストラのメンバーは、
全員が椅子から立ちあがって、
二人にスタンディングオペレーションを
送ったそうです。


 

ガルウェイは
対象者の話を聞いて
その中から、

うまくやろうという意識を取り除き、
注意を、フォーカスすべきポイント
ーこの場合は、舌の湿り具合ーを探り出し、
そこに集中するように
リクエストしただけでした。

答えは本人が持っていたというわけです。

 

このように、
相手がその分野に精通している場合

コーチは、
その領域に関する
専門知識がなくても、
コーチングできる
わけです。

 

いかがでしょうか?

そういうことだとしたら、
うちの社員には
うちの学生には、
うちのお客様には
使えないじゃないか・・・と
思っていませんか?

次回は、その疑問にお答えします。

 

 

………………………………………

今日のテーマは

【コーチは教えない?!】

………………………………………

教えない


コーチは教えない

”コーチ”というと
”指導者”や”先生”を
イメージする方が多いのですが

実は、

プロのコーチは教えません!

つまり、

相手が話しているテーマについての
専門知識がなくても
コーチできるのです!



だからこそコーチングは

正解が見えない時代
自ら答えを見つけていかない時代に
有効な方法なのです。



そして、



自ら答えを見つけられる人材を
育てる手法として
優れているのです。

………………………………………

今日のテーマは

【一生懸命やればやるほど下手になる???】

………………………………………

テニスプレーヤー


インナーゲームの続きです。

あるときガルウェイは
テニスのレッスンをしている最中に

わたしたちはなぜ
意識的に何かをしようとすると
心や身体がぎこちなくなるのだろう?

という疑問を持ちました。



そしてガルウェイは

自分自身に話しかけ叱責し
支配している声の主を

セルフ1



その命令によって
ボールを打つ存在を

セルフ2

と名付けました



すると・・・・



自分をコントロールし
評価しようとする
セルフ1の口数が
少なければ少ないほど
実際のショットは良くなる

ことがわかってきました。



そして・・・



セルフ2を信頼すればするほど
セルフ1の口数が
自然に減ることも
わかってきました。



コーチの仕事は

この2つの「セルフ」が
最も良い形で協力しあえるように
プレーヤーが調整する手助けをすることなのです。