米・マケイン上院議員が25日、脳腫瘍のため死去です。享年81歳。
同氏は率直な物言いで知られ、数々の経歴、2008年にはオバマ前大統領に敗れたものの共和党大統領候補になるなど、共和党の重鎮、ベトナム戦争の英雄としても知られていました。近年では与党の共和党・トランプ大統領を遠慮なく批判したことも。

ベトナム戦争では捕虜になり、激しい拷問に耐え抜き生還したことから一躍、英雄に。この時の経験から保守穏健派を貫きました。

その後、政界入りして外交・安全保障に精通。2008年には共和党大統領候補になるもオバマ前大統領に敗れます。これは同氏が保守穏健派だったことからオバマ前大統領との差別化が出来なかったからとも。

その後も共和党の重鎮、保守穏健派として、トランプ大統領のオバマケア撤廃にNOを突きつけ否決させたことも。

昨年には米国内の対立について『アメリカを形作るのは民族ではなく理想だ』……

『その理想を捨てることは愛国とは言えない』と演説……

米国内で哀悼の声が大きくなり、度々対立したトランプ大統領も哀悼のツィートを発表することに。

アメリカ建国から唯一の超大国に押し上げた白人保守層WASPが衰え、有色人種、メキシコ系ヒスパニックにその地位を奪われつつある現在のアメリカ。最後の白人保守層を代表して登場したトランプ大統領による米国内の混乱。
保守穏健派の重鎮を失ったことは、米政界には確かに痛手となりそう。
