トルコが突如、中国新疆ウイグル自治区にウィグル族を擁護、中国を強く非難する声明を発表です。
ウィグル族はトルコと民族的にも近く、イスラム教でも一致することか、ウィグル族の亡命を受け入れています。
トルコ外務省は9日、中国で収監されていたトルコでも知られるウィグル族の詩人が死亡したのを受けて声明を発表……
『中国・新疆ウイグル自治区でこの2年、ウィグル族への人権侵害がひどくなっている』……
中国によるウィグル族の同化政策が要因としています。
また『100万人以上のウィグル族を恣意的に逮捕、収容所などで拷問・考え方を変えさせられる』としました。
トルコ外務省は組織的な同化政策は『人類にとって大きな恥』として中国政府に人権の尊重・収容所の閉鎖を求めました。
これに対し中国大使館は事実に反し到底受け入れられないとしましたが……
中国の進める一帯一路構想に東西の間の大国トルコはなくてはならない国。少数民族弾圧で関係悪化は避けたいところも。
一方、トルコはNATO加盟国でありながらロシアに接近と抜群のバランス感覚。エルドアン大統領は選挙前に保守層を固める狙いがあるとも。
中国は自業自得で痛いことになりそう。