先日、二部制の授業参観がありました。

誕生日順に並べて、偶数と奇数で参観する時間が割り振られます。

出席番号だと必ず1番になる子がいるからかな?

息子のことは置いといて、なかなかショッキングな光景を目にしました。

もし、この記事を読んだ方の中に【子供が学習についていけてないと気づきながらも様子見している方】がいたら、何らかの対策をして欲しいなと思います。







わが家の参観する授業科目は算数。

算数は他のクラスの担任が担当しています。

子供達が着席したのを見て保護者が入室しました。

私は息子の席の位置に合わせて教室の窓際の方へ。

すると、1人だけ担任の机の隣に席が配置されている子がいました。








私の目指す位置は担任の机の隣(=教室の後ろの隅)だったので、その子の近くに立つことに。

みんなは班ごとに固まって各自の席に座っている。

ひとり、ぽつん。

その子の机の上には、教科書やパソコンはなく、紙と筆箱があるだけ。

つまり、授業に参加する意思がないということです。







先生はこの子に一言も声をかけることなく、この子もひたすら絵を描いて45分が終わりました。

でも、他の保護者は気にします。

あの子どうしたの?

絵を描いてるみたい…

何ていう子?

とチラチラひそひそ。

すっごく自己肯定感が下がるだろうな…。

でも先生もきっと本人にどこで過ごすか聞いたと思うので、先生に非はないと思います。

息子の学校には、支援級もあるし、授業に参加するのがしんどい子のための居場所もあるので。

ちなみにこの子の保護者は次の時間だったようで、算数の時間にはいませんでした。







遅れがある子が、自然と普通のレベルに追いつくことはないと思っています。私は。

私の息子は普通じゃない。

普通じゃないけど、普通の子と同じ場所で過ごしたいと息子自身が望むので、ものすごく努力しています。

知的に遅れのある子は、過保護なくらいでいいと思う。

つまずくところに気づいて、対策を考えて、乗り越えたか微妙なうちに次はこっちがぁぁ!というのが日常だけど、少しでも丁寧に。







わが子が可愛いなら、できないところに目を向けるべきだと思う。

課題がわからないと対策も改善もできないから。

だから私は支援者や学校関係者に、出来ないところを積極的に聞くようにしてます。

子供の成長を信じて!というけれど、信じるだけじゃ何も変わらない。

ちなみに、この話に出てくる子のママは、少なくとも4年前は自分の子の発達の遅れを一切認めない方でした。







そのうちなんとかなるでしょ、と思わないで丁寧に見てあげて欲しいなと思いました。

偉そうに講釈垂れてすみません。

3才から知っている子なので切なくなってしまいました。