週末起業
逆からメールで注文を受けてから独自ルートで現地に発注。仕入れたものを再びお客に発送すると言うビジネスモデル。これなら在庫を抱えることもなく、しかも本業が終わった後や週末などの空いた時間で対応できる。
協同労働
働く前提条件は、全員が出資すること。そして全員が働き、経営にも加わる。年齢や経験、出資比率にかかわらず、全員の立場が平等で、すべての事柄を話し合いで決めていく。
雇う-雇われるという関係自体が存在しない。
ヨーロッパなどでは古くからあった一般的な働き方だが、日本でも主婦をはじめ、派遣切りにあった若者や日雇い労働者など、これまで働く現場では弱い立場にあった人々の新しい働き方として広がりを見せている。
毎週水曜日に値下げする古着チェーン
ドンドンダウンオンウェンズデー
売れ残った古着は段ボールに詰められつくば市にある繊維リサイクル業者の工場へ運ばれる。集められた古着は、工場で一定の大きさにプレスされコンテナに積み込まれる。そのまま海外に輸出される。行き先はマレーシア、カンボジア、アジア中心に15カ国に輸出されリサイクルされる。
日本環境設計は設立してまだ2年、社員3名と言うベンチャー企業。
バイオエタノールは石油に代わる新しいエネルギーとして注目されてきた。しかしさとうきびやとうもろこしを原料とするため、食料価格の高騰につながるなど、課題も多い。一方、大量に廃棄されている綿繊維ならば、食料高騰の問題を起きない。
綿繊維はセルロースと呼ばれる炭水化物からできている。ここにこそ加え、その働きでセルロースをブドウ糖に分解するのだ。次に酵母を加えて、ブドウ糖を発酵させる。次第に泡立ち始め、エタノールが生成されるこれがバイオエタノール生産の原理だ。
今治でタオルの耳と呼ばれる繊維くずでバイオエタノールの実験が行われている。
くず鉄が世界をかける
資源の乏しい日本は、海外から鉄鉱石を輸入して鉄を作ってきた。その鉄が長い間に至るところに蓄積されているのだ。
現在、日本にはそうした再生可能な鉄が13億トンあると言われている。その量は、日本で1年間に作られる鉄の実13年分に相当する。
くず鉄はまさに眠れる資源。
日本のくず鉄には、海外から買取のオファーが入ってくる。
街の様子を注意深く眺める建設中の高層ビルがいくつもある。
(クレーンが立っているじゃないですか。クレーンの数で景気が良いとか悪いとか判断するわけです)
転売が繰り返される中古船
バングラディッシュにある船の墓場。
バングラディッシュはインドの東に位置する、世界で最も貧しい国の1つである。
彼らが取材を嫌う理由は買いたい時に流出する、重油にあった。タンカーをそのまま解体すれば、船体に残っていた重油が流出し、海洋汚染や健康被害の原因になる。そのことを世界の環境団体が批判していたのだ。空から見ると、重油が広がっている様子が確認できた。解体業者たちは、それを隠したかったのだ。
(環境問題とか言っているのは、豊かな国の人たちだよ。バングラディッシュでは、生きるために金を稼ぐ方が大事なんだ)
バングラディッシュの経済を支えるくず鉄
(現在、国内総生産(GDP)の1割が、建設事業から生み出されています。もし船解体から出るくず鉄がなかったら、この成長はなかったでしょう)
くず鉄から鉄を作るのは、鉄鉱石から鉄を作るよりも、はるかに地球に優しい。作る過程で発生する二酸化炭素の量は、4分の一に減る。
リチウムは日本にはない資源すべて輸入に頼る。現在はその8割を南米、チリから調達している。
リチウムは、塩分濃度の高い塩湖の水に含まれている。その水を塩田に移し、天日で蒸発させてリチウムを取り出すのだ。
ものではなく体験を得る
手作り野菜を身近に広がるインストラクター付き貸し農園
コーヒーベルトと呼ばれる熱帯地域のおよそ70カ国で生産されているほとんどが発展途上国だ。中でも、ブラジル、ベトナム、コロンビアの上位3カ国で、世界の半分以上生産している。熱帯の高地で栽培されているコーヒー豆は、品質が良い。
ベルメゾンは2007年から、中国でカタログ通販を展開している。
チャイナマネーの次のターゲットはマレーシア