

1950年代と言えば、アメリカは日本との戦争を終え、復興に沸いている時代だった。日本が戦後の混乱期に広島を中心としたヤクザ社会が形成され、暴力で権力を得ていた、仁義なき戦いはアメリカ西海岸のロサンゼルスでも起きていた。
ネイティヴアメリカンをメキシカンが追い出し、やがて白人がメキシカンを追い出し、無法地帯となったロサンゼルス。街の利権の全ては、ミッキーマウスではなく、ミッキー コーエンと言うギャングが握っていた。完全に腐敗した社会機能。たんまりとワイロが渡され、ギャングを正当化していた。警官、判事、検事、売春組織、麻薬組織など全てだ。しかし、そんな悪人が仕切る街を市民か安全に暮らせる様に立ち上がった、一人の警察官がいた。そして、彼の責任感に力を貸した警察幹部もいた。本作はそんな勇気ある前向きな警察官がギャング撲滅に挑んだ迫真のクライムストーリーである。
50年代の車、ファッション、乾いた空気さえも感じる事が出来る。正に古き良きアメリカがあり、サンサンと降り注ぐ太陽と青い海。ギャングさえいなければ最高の街だ。黒塗りの車のカーチェイス、炸裂するマシンガンの荒らし。ギャング映画ファンにはたまらない作品だ。
バーボン片手にホロ酔いで観るのも楽しいであろう。
Candyからの投稿