義母ちゃんと一つ屋根の下 -2ページ目
は?
なんで?
ワタシ、今日仕事なんですけど
なぜ義母が先に洗濯してるのよ
ワシは休みやけん
洗濯は遅くなってもえぇよ~
いつも、そう言ってるじゃん!
デイに行く日は、
いつも先に洗濯を回す義母です。
朝から行くのだから
先に回していいことにしてます。
今日はどこにも行かないでしょ?
はぁ~、納得いかない
しかも、義母1人分の洗濯なのに
2回も回して40分×2
おいおい、
何でそんなに回す?
ワタシなら1回にまとめて洗うし
20分で終わらせるわよ
水道代に電気代...
タダじゃないんだぞー!
それから、ついでに聞いてください
ちょっと、コレ出してや!
朝ドラ見てる途中、義母に呼ばれた
義母はいつもそう!
食後の洗い物をする時に
乾燥機に入ってる食器があったら
ワタシを呼ぶ!
自分で出せよ
濡れてる手を拭いて
自分で出せばいいじゃん
朝ドラ残り4分
洗い物を始めた義母に気付いて
覚悟を決めました。
朝ドラ最後まで観れないかも
たった15分の楽しみさえも奪われる嫁
悲しいな...
そして、
洗濯が終わる音
おい!
気付けっ!
義母よ
洗濯してることを忘れる義母です
とっとと取り出して
洗濯回しちゃいます
今日は15時から
次男くんの歯医者なんですよねぇ...
通所施設は半日の日なので
間に合う時間には帰ってくる予定です。
が、しかし、
ワタシは今
義母とお出掛け中です
時間は14時
散髪に行きたいと言われ
昼ごはんを食べたあとに
じゃ、いこうか!
と声をかけました。
すぐに出掛けられるかと思ったら
それからトイレに行き...
それから洗濯物を取り込み...
そして、あろうことか
コレ乗せてや!
クリーニング?
予定にない
クリーニングです!
エ~ッ
予定くるう~
迫る時間との戦いです
せっせと車に荷物を運び込み
義母のために玄関を開けて
さあ!どうぞ!と
車のドアも開けて差し上げる
急かすワタシに
夕方に行くのかと思っとった
遅くなった言い訳ですか?
何でもいいから
すぐに行きたいのです
カットハウスとクリーニングは隣同士
まずはクリーニング店の前に車を停めて
こたつ薄掛布団、カーペット、
毛布、ハンテン、コートを運び入れます。
車置いてくるから中に入っといて!
少し離れた駐車場に車を置きに行き
すぐにクリーニング店に戻ります
その間にサッサと会計
済ませてくれたらいいものを
クーポン券はないですか?
ないない!
いいから早く会計してくれ!
なんで待ってるんだよ
クリーニングを預ける時って
案外時間が掛かるものですよね
で、
終わったところで隣のカットハウスへ
ココはいつも義母が利用してる店ではない。
いつもの店は行く度にお休みの貼り紙。
そして、たまたま覗いてみた日
いつものお姉さんではなく男の人がやっていた。
だからカットしなかったのだと。
男の人はやっぱりダメよ~
男の刈り方やもんな!
女の人は女じゃないと!
そんな持論でもって
カットをしなかった義母ですが、
今日行ったカットハウスも
たまたまですが
男の方に当たってしまったのです
男の人だけどいいのかよ?
今日は文句が出ないので
いいんでしょうね
楽しそうにおしゃべりもしてるし
よし!としましょう
義母のカットは
ものの5分で終わりです
あら、早いのね
いつもなら、
男の人は嫌なのよ!とか
やっぱりヘタクソや!とか
切りすぎよー!とか
変に切られた!とか
やっぱりいつものとこが良かった!とか
文句の嵐なんですけどね
買い物して帰るやろ?
出掛けて買い物に行かないワケがないので
声はかけておきます
とにかくムダな動きのないように
義母の欲するであろうものは
熟知してるので
コレ買うやろ?
アレあるよ、いる?
誘導買いで
ポイポイと買い物カゴへ入れていきます
買い忘れがないように
チェックは欠かせません。
義母はまた
買い物リストを忘れてきたみたいで
あと1軒お店に寄りたかったようだけど
歯医者の時間がないので断りました。
義母はいらない心配ばかり
迎えに行くの?
このまま迎えに行ったらいいのに!
迎えに行ってあげたかったけど
義母アナタが散髪に行きたいって言うから
行けなかったんじゃない!
せめて間に合うように帰らせてよ
帰宅すると
次男くんは帰り着いてました
歯を磨かせて
そのまま歯医者へ向かいます。
予約時間の5分前
ギリギリ間に合いましたー
いつも時間に追われる毎日ですが
何とかなってることが不思議
次男くんを急がせると
機嫌がチョー悪くなるし
義母の欲求も満たさないといけないし
アッチにもコッチにも
気を使いながらの調整は大変です
もう寝なくちゃね
このGWに
思いがけず帰ってきてくれた娘と
毎日枕を並べて寝ています。
布団2枚に大人4人
狭すぎだろ!
我が家にはベッドなんてものはない。
昔ながらの和室
居間の座卓をのけると
布団が3枚敷ける。
子どもたちが小さい頃
どうやって寝てたのだろう?と思い出す。
①旦那と次男くん
②ワタシと娘
③長男は1人で寝てたかな?
長男には部屋があったので
小学校高学年になった頃からは
2階で寝るようになりました。
娘にも部屋はあるのですが
生まれてから今日まで
自分の部屋で寝たことがありません。
①旦那
②ワタシと次男くん
③娘
こうだったか
①旦那
②次男くん
③ワタシと娘
記憶は定かではないけど
ワタシはいつも誰かと一緒でした
娘が一人暮らしを始めてからは
①旦那
②次男くん
③ワタシ
1人で寝るようにはなったのですが
ずぼらなワタシは
座卓を起こして移動させる行為が
面倒くさくなってしまって
いつしか
座卓をズルズルと部屋の隅に避けて
①旦那
②ワタシと次男くん
2枚の布団で寝るようになりました
義母が同居する時に持ってきたこの座卓は
誰も手伝ってくれないし
脚はグラグラで取れかかってるし
天板の裏はささくれてるし
本当に嫌なんです でも捨てられないしな...
そんなずぼらなワタシでも
娘が帰ってきた時には
その座卓を隣の部屋に運んで
布団を3枚敷いていたのです。
①旦那
②ワタシと次男くん
③娘
いつもそうしてましたが
ワタシの大変な思いをわかってか
2枚で寝れるんじゃない?
いけるよー!
最後の数日は
①旦那と次男くん
②ワタシと娘
ギュウギュウに並んで
まさに川の字で寝てました。
大の大人が4人くっついて
またそれも悪くない
明日は両家の顔合わせ
そして、そのまま
娘は旦那さんとなる人と
行ってしまいます。
はみ助家の娘として
我が家で寝るのは
本当にこれが最後となるんだな...
泣いてることを悟られないように
眠りにつきます