3月11日の相場は引け間際にかけ、大変なことになった。午後2時46分前後に宮城県を中心とした震度7の大地震が発生した。東京市場も引けにかけて下げ幅を大きく拡大。日経平均株価の終値は1万0254円43銭と前日比179円95銭安となった。
当面は11日の終値のすぐ下に位置する1月31日の安値1万0237円を、維持できるかどうかだが、先物では一時1万円を割れたこともあり、厳しそうだ。
週明けは、外国人の売りが続く可能性があることに注意されたい。また、どうしても換金需要がある投資家は別として、パニック売りも避けたいところだ。