日銀の追加金融緩和は為替次第? 工作機械・機械受注に注目 | 悪あがきのいくちゃん!

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どんなことにも想像力を働かさないとね~

誤字脱字が多くてすみません・・・

 膠着状態脱出のきっかけとなるか。5日の東京市場で日経平均株価は1万0368円96銭、223円24銭の大幅高で取引を終えた。

 ギリシャがGDPで2%に相当する緊縮財政措置を打ち出し、かつ10年物国債50億ユーロ(約6000億円)の起債に成功したところに、日銀の追加金融緩和観測報道が重なったためだ。

 8日以降の相場は、日本時間の5日夜に明らかになる米国の2月雇用統計や、ギリシャ問題にも左右されそうで、予断は許さない。追加金融緩和観測報道についても、日銀当局の背中を後押しするかのような論調のようにもとれる。「外堀」を埋めたい政府としては大歓迎だろう。いずれにしても、日銀が16日から開く金融政策決定会合に、内外の注目度が増すことになったのは間違いない。

「円高が進めば追加緩和実施、そうでなければ検討にとどまる可能性もある」(市場関係者)。つまり、カギは常に為替が握っているとも言えそうだ。
 
 だがあまり為替に神経質になりすぎると、輸出関連株はいつまでたっても買えない。相場には常に自然体で臨みたい。

 神経質といえば、トヨタ自動車のリコール問題もそうだ。電子制御関連の問題がどうなるのかはまだ決着がついていない。それでも当面の悪材料は出尽くしたと判断し、打診買いを入れる時期だとみたい。

 来週は9日に工作機械受注、10日に機械受注統計が発表になる。指標面ではこれらに注目したい。