資産運用の勉強をしている一環で、本日はHSBCプレミアの新興国セミナー『世界経済を牽引する中国』の講演に参加しました。
講師は、HSBC投信株式会社の代表取締役社長 松田宇充さん。
最初に時間を割いて、投資はどうすべきか、そしてHSBCの戦略を聞けました。
これは非常に貴重な情報でした。近いうちにアメーバ限定記事で書けます。
実際に上海に行って驚愕しましたが、中国の凄さを実感していた私にとって
さまざまなデータで解説していただきました。
結論は、
投信会社の社長さんということを差し引いても、(大前さんも同じようなことをおっしゃっていますが)
1:2009年の中国経済は、輸出が伸び悩んだものの、力強い成長を維持。
2:2010年に輸出が回復に転じたことをに伴い、政府は加熱状態にある景気を鎮静化させるべく、徐々に緩和的な金融政策を解除する必要性あり。
3:国内の消費や投資は旺盛であり、これらが引き続き中国経済の成長をけん引するものになると予想。
4:最近の賃金の上昇は、消費拡大の支援材料であり、輸出競争力に及ぼす影響は限定的。
5:世界金融危機が沈静化し、人民元の上昇率は年3-5%の緩やかなペースにとどまるものとおもわれる。
6:中国株式市場は、短期的に値動きが荒い展開が続く可能性があるものの、長期的な視点からは投資妙味のある市場と判断。