橘玲さんの文庫本「知的幸福の技術」(自由な人生の為の40の物語)

これは、2004年9月に「雨の降る日は幸福について考えよう」を文庫本化し、補足追記したものだそうだ。


著者は、「一人ひとりが、素晴らしい人生の果実を手にされんこと」を願っている。

最初に本が出て2009年の選挙期間中に文庫本のあとがきを書かれているが、著者は

「5年の歳月を経ても、この国の仕組みはほとんど何も変わっていない。私たちはまだ、同じ場所に留まっている。ただ、声高に正義を叫ぶひとが増えただけだ。」

2010年夏、未だ変わっていない日本は、円高、株安、不景気とデフレに苦しみ続けている。

すべてを根こそぎ国から搾取されているいわゆるサラリーマンとその家族で苦しみに慟哭し続けるサイレントマジョリティーであろう。


以下はAmazonより引用

億万長者になって王侯貴族のような生活を送ることは誰にでもできるわけではない。だが自分と家族のささやかな幸福を実現することは、難しくはない。必要なのはほんの少しの努力と工夫、人生を設計する基礎的な知識と技術だ。『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』の著者が、激変する状況のクールな認識から人生設計を再構築する方法を凝縮。


知的幸福の技術―自由な人生のための40の物語 (幻冬舎文庫)/橘 玲
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