2023年5月17日、ノルウェー王室は建国記念日を祝いました。 「Constitution Day 」はノルウェーの建国記念日であり、毎年5月17日に祝われる公式の祝日です。 ノルウェーでは、この日は Syttende mai (5 月 17 日)、Nasjonaldagen (建国記念日)、または Grunnlovsdagen (憲法記念日) と呼ばれます。





皇太子一家の建国記念日はアスカーの自宅スカウガムで始まり、 ホーコン皇太子、メッテ=マリット皇太子妃、スヴェレ・マグヌス王子は伝統的な子供たちのパレードを歓迎しました。



ホーコン皇太子(49)


メッテ=マリット皇太子妃(49)とスヴェレ=マグヌス王子(17)




メッテ=マリット皇太子妃はノルウェーの伝統的な民族衣装ブナドを着用されました。




彼らには、ノルウェーの赤と青の色のリボンで首を飾ったペットの犬モリーも同行していました。
モリーは2021年のクリスマスにメッテ=マリット皇太子妃が子供達に贈ったそうです。



皇太子夫妻の長女で将来のノルウェー女王のであるイングリッド=アレクサンドラ王女は欠席。 王女はエルヴェバッケン高等学校での最終学年を終えようとしており、仲間の生徒たちとともにその建国記念日を祝ったと王室から発表されています。




アスカーではスカウガムが伝統的なパレードの経由地となっています。スカウグムは、オスロの南西 19 km のアスカーのスカウグムソーセン山の麓にある ホーコン皇太子一家の邸宅です。






ノルウェー全土で、たくさんの旗を掲げた子供たちのパレードが建国記念日を祝い、全国各地の祝賀行事の様子が毎年テレビで放送されます。 オスロの大規模なパレードには、毎年約100の学校、マーチングバンドが参加、王宮を通過し、王室がメインバルコニーから人々を出迎えます。






今年は記録的な119校、約30,000人の子供達がパレードに参加したそうです。





ホーコン皇太子一家はその後、王宮へ移動。ハラルド5世国王、ソニア王妃とバルコニーに立ち、パレードに参加する人々を歓迎して手を振りました。




ソニア王妃(85)とハラルド国王(86)

ハラルド国王は感染症の為入院されていましたが15日に退院を発表、この日公務に復帰されました。



 

1906 年に宮殿のバルコニーから子供たちのパレードを迎える習慣を導入したのは、ホーコン7世とモード王妃です。ホーコン7世は現在の国王ハラルド5世国王の祖父です。


この伝統の例外は、第二次世界大戦中の1940年から1944年までと、モード王妃の父エドワード7世の葬儀のため王室がイギリスを訪れた1910年と、2020年から2021年のコロナパンデミックの8回でした。


ホーコン7世とモード王妃




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