兵庫県議会の維新の会議員らは9日、斎藤元彦知事に対する辞職要求を提出する、辞職と出直し選挙で民意を問いただすよう申し入れる。

 

 8日、明らかになった。

 

 維新の会は兵庫県議会の第2会派(定数86のうちの21)。

 

  先に県議会の百条委員会での斎藤知事の説明を「県民の納得するものとは言い難い」とし、すでに県政に悪影響が出ていることを懸念している。

 

 維新の会に続き、最大会派の自民党も12日に辞職を要求する他、立憲民主党、共産党、公明党も辞職要求に同調する方向で調整中。

 

 斎藤知事のパワハラ疑惑を内部告発した男性職員が7月に死亡。

 

 6日の県議会の百条委員会で斎藤知事は、告発を公益通報として扱わなかったことは「問題ない」と主張していた。

 

 8月30日、県議会第4会派「ひょうご県民連合」は、9月19日の定例会で斎藤知事への不信任決議案を提出する方針を固めていた。