司禄星の鍛え方

司禄星はもっとも常識的な性格です。引力本能＝人を引き付けるといっても、禄存星のように動きまわってとにかく人の氣をひくようなことはせず、静かにコツコツと仕事をこなし、確実にスキルアップをし、「信頼」というカタチで人を引き付けます。

チーム内でも小さな工夫を積み重ね、いつのまにか組織の仕事がやりやすくなってたりします。アピールを嫌うせいか気が付かない人も多いですが、蓄積されたノウハウから非常に効率的な仕事の型を創りあげてくれます。

司禄星は、この長い間に蓄積されたノウハウ、知識、信頼を非常に大切にします。当然なのですが、キャリアを積み、力をつけてくると意外に頑固です。ムダ、ムラなどの非効率なものを排除しようという考えが強くなってきます。シンプル・スマート・スピーディーのＳＳＳはハイレベルな組織と言えますが、司禄星には「世の中のすべてにムダも雑用もない」という発想を持ってもらいたいのです。

「こういう人はダメ」「この知識はいらない」「付き合うメリットを感じない組織」など、キャリアを積んだ司禄星が自分の経験値から整理を始めます。

今役立たなくても、いずれ使えるかもしれない知識、人脈もあります。ＳＳＳの精神と「縁あるものを疎かにせず、大切にしていく心」の両立が、司禄星の格をあげていきます。

十大主星の見方

どうやって十大主星が出るの？は下記の通りです。

十干と十干の組み合わせが十大主星

十干と十二支の組み合わせが十二大従星　です

上を「陰占」と呼びます。　そこから下の人体星図となる「陽占」が算出されます。

（下図は長嶋茂雄監督の命式です）

中心が甲からできた鳳閣星　　頭が丙からできた禄存星　　腹が庚からできた龍高星になります。

司禄星１０タイプ‐⑤ 水性

十干の組み合わせ方で十大主星が導か出されます。十大主星はそれぞれ１０タイプあると言うことです。甲から出来た貫索星と乙から出来た貫索星は違います。日干（自分の心）に他の十干がどのように関わってくるかです。日干＝甲⇔乙なら「乙から出来た石門星」と説明していきます。

己×⇒壬　　壬から出来た司禄星（日干＝自分自身が「己」）

壬は「流動」常に動き回る海をあらわします。 壬からできた司禄星は、動きまわる蓄積の型です。

地味で安定型の「己」と陽の習得本能の「壬」の連結は、地道にコツコツと仕事をこなし仕事をやり遂げるタイプです。補佐役として優秀な人が多く、組織によく尽くす人です。地味な割には水性独自の色気があり、割と異性を引き付けます。

親しき仲にも礼儀ありを心がけるべきで、上司部下での礼を欠いたり、職場での異性関係でトラブルを起こしやすいのが問題点です。公私混同に注意が必要です。

戊×⇒癸　　癸から出来た司禄星（日干＝自分自身が「戊」）

癸は暗流。 地下水を意味し、最初は見えず小さくとも最後には大きな力になる質です。癸からできた司禄星は、じわじわ集めていく典型的な司禄星といえます。堅実な家庭を作ります。

スケールが大きく、包容力のある「戊」と地道にコツコツと動く「癸」の連結は、非常に懐の深い人物となります。人を受け止める懐の深い人で、信頼感、安定感はピカイチのため、有能な管理職、人事担当として活躍できる人です。

人からの評価が高いのは、異性からの評価の高さにも直結し、意外に異性問題のトラブルを起こしたりして失脚したりもします。イエスノ―をはっきり言えない点も注意が必要です。

  自分の算命学の命式を知りたい方はこちら http://www.sanmei-gaku.com/sanmei/jintaiseizu.html  

 

 

 

　　 　　

司禄星１０タイプ‐④ 金性

十干の組み合わせ方で十大主星が導か出されます。十大主星はそれぞれ１０タイプあると言うことです。甲から出来た貫索星と乙から出来た貫索星は違います。日干（自分の心）に他の十干がどのように関わってくるかです。日干＝甲⇔乙なら「乙から出来た石門星」と説明していきます。

丁×⇒庚　　庚から出来た司禄星（日干＝自分自身が「丁」）

 庚は陽の攻撃本能　庚からできた司禄星は、攻撃的蓄積の型です。じっくり堅実な司禄星の中では、なんでも短時間でやろうとします。

ビジネス現場では、なかなか心を開くのが遅いひとですが不思議な魅力の持ち主で、その独自の魅力で人を引き付けます。慎重派ですがチームメンバーの為なら懸命に働くことがあります。平和主義者で仕事熱心。発言も積極的でユニークな企画を提案したりします。

実行力に弱さがあるので、行動力のあるパートナーと組むのがベストです。
 

丙×⇒辛　　辛から出来た司禄星（日干＝自分自身が「丙」）

 辛は陰の攻撃本能、自尊心が高く特別意識の強い質です。　辛からできた司禄星は、ブランド志向の蓄積、または公家の蓄積などとも言われます。

明断の「丙」と柔鋭の「辛」の連結は、華やかで上品ですがやわらかで愛すべき人物となります。着実で堅いところがありますが、心をゆるした人には人間的な一面をみせます。非常に慎ましい人です。

イケイケどんどんの組織だと、その慎ましさがマイナスに評価されることもあります。安定して変化の少ない職場の方が力を発揮できると思います。

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司禄星１０タイプ‐③ 土性

十干の組み合わせ方で十大主星が導か出されます。十大主星はそれぞれ１０タイプあると言うことです。甲から出来た貫索星と乙から出来た貫索星は違います。日干（自分の心）に他の十干がどのように関わってくるかです。日干＝甲⇔乙なら「乙から出来た石門星」と説明していきます。

乙×⇒戊　戊から出来た司禄星（日干＝自分自身が「乙」）

戊は陽の土星、そびえ立つ山をあわし「不動」という意味です。

戊からできた司禄星は、動かぬ蓄積の型です。自分から動いて財や家庭の平和を求めません。

山のように積み重ねる人です。

常に他力を必要とします。ゴミ屋敷になる場合もあります。

柔軟な乙とでんと構えた戊の連結です。組織、チームを内側から安定させ、守ることには長けています。

言葉と行動に矛盾がなく、周囲も安心し信頼関係もしっかり築けます。

トップよりサポート役の方が向いていますが、計画力、実行力には優れたものがあります。

慣れたことをミスすることが多々あります。緊張感を強いる仕事はいいのですが、いつもの出来て当たり前の仕事をミスすることに注意が必要です

甲×⇒己　 己から出来た司禄星（日干＝自分自身が「甲」）

己は「公平」平和で安定したちと人が暮らす大地をあらわします。己からできた司禄星は、庶民的で家庭的な司禄星。いわゆるもっとも司禄星らしい司禄星です。

日々変わることなく、生活の中から良さが出てきます。

財に対しても、ハイリスクハイリターンは望まず。コツコツとした蓄積型です。

 ストレートで頑固な甲と庶民的で安定した己の連結は、とにかく安定した人です。腰の据わった人といえます。

言葉は慎重に発しますが、行動力はストレートに即行動します。組織の問題解決、危機的状況にも積極的に動き、逆境にも精神的に強く、たいがいの事には動じません。

甲のまっすぐな強さ、己の安定感、平和を願う心の連結らしい人です。

意外に文句や愚痴の多いところがあるので注意しましょう。

 
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司禄星１０タイプ‐② 火性

十干の組み合わせ方で十大主星が導か出されます。十大主星はそれぞれ１０タイプあると言うことです。甲から出来た貫索星と乙から出来た貫索星は違います。日干（自分の心）に他の十干がどのように関わってくるかです。日干＝甲⇔乙なら「乙から出来た石門星」と説明していきます。

癸×⇒丙　 丙から出来た司禄星（日干＝自分自身が「癸」）

 丙は陽の火性「明暖」をあらわします。丙からできた司禄星は、明るい蓄積の型で、明るいムードで財を蓄積。集金などがうまく、明るいムードの家庭をつくります。

癸は「暗流」コツコツとした地味な存在で丙＝「明暖」と連結すると、大人しく、目立たない人ですが内面は人間的な暖かみがあり、なかなか多面的な魅力があるため、深く付き合ってみると魅力的な人です。個性的で感受性も強い人です。

丙とはいえ、癸の地味な影響かさほど情熱的ではありません。意外に肝心なところでお金を惜しむところがあります。

壬×⇒丁 丁から出来た禄存星（日干＝自分自身が「壬」）

  丁は陰の火性「孤明」と言われます。特定の狭い範囲を照らすという意味です。丁からできた司禄星は、整理整頓魔、仕分け魔です。

近くで見ると暖かみのある、遠くで見ると目立たない人です。

わが道を行くタイプで、多少の困難にはめげません。エネルギッシュに行動する為、動乱期にも強い人です。難しい時代の商売などには非常に活躍します。

ただ、挫折には弱く、立ち直りも遅い方です。
 

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司禄星１０タイプ‐① 木性

十干の組み合わせ方で十大主星が導か出されます。十大主星はそれぞれ１０タイプあると言うことです。甲から出来た貫索星と乙から出来た貫索星は違います。日干（自分の心）に他の十干がどのように関わってくるかです。日干＝甲⇔乙なら「乙から出来た石門星」と説明していきます。

辛×⇒甲　 甲から出来た司禄星（日干＝自分自身が「辛」）

 甲は直＝ストレートで自我が強くマイペース。家庭の星であり、蓄積財の型の司禄星が甲の質からできると、マイペースで変化を嫌う家庭生活の型になります。まじめで、隠し事のない正直な家庭を作ります。

蓄財能力に関しては、ストレートな蓄積財となり、蓄財方法を変えたがりません。

ビジネス現場で観るとなんでもソツなくこなし、コツコツ信頼、信用を積み重ね、多くの人に慕われる存在です。人脈作りもうまく、人脈を活用して仕事が出来るのが利点といえます。

人との距離感のとり方もうまく、バランス感覚も優れています。

反面、嫉み、嫉妬心が意外なほど強いところがあり、スマートに振る舞っているときとのギャツプが激しいところが評価を下げたりします。
 

庚×⇒乙 乙から出来た禄存星（日干＝自分自身が「庚」）

 乙は曲＝柔軟で和合性があります。乙からできた司禄星は、柔軟な対応のできる司禄星といえます。

お金の運用も柔軟で、いろいろなところから集め、運用もうまい人です。

ビジネス現場では、明るく非常に活力があり、行動力にも優れている為、多少の困難ではめげません。リーダーに適したタイプと言えます。

ただ、その押しの強さが出過ぎると他人の意見に耳を貸さず周囲に敬遠されます。

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どうやって十大主星を算出するのか？

どうやって十大主星が出るの？は下記の通りです。

十干と十干の組み合わせが十大主星

十干と十二支の組み合わせが十二大従星　です

上を「陰占」と呼びます。　そこから下の人体星図となる「陽占」が算出されます。

（下図は長嶋茂雄監督の命式です）

禄存星を鍛える

禄存星は陽の引力本能です。人を広く引き付けるこの質をどう活かすかは核となる考え方です。行動の大義ともいえます。

ただ単に、人によく見られたいでは八方美人になったりもしますが、世の為人の為に愛情・奉仕の質をいかせばスケールの大きな人格者になります。

若い禄存星には人の為に役立つ素晴らしさ、人に喜ばれる心地よさを学ばせる必要があります。大きな志をもち広く愛情・奉仕の光を放射することが禄存星の輝くポイントです。

まずは、気持ちのいい元気な挨拶をする。常に人に笑顔で接する。また温かく優しい言葉をかけ続けるなどから実行すべきです。打算がなく、見返りを求めず、人を幸せにするために活動すれば、長い年月には大きな信頼を得る事が出来ます。

禄存星１０タイプ‐⑤ 水性

十干の組み合わせ方で十大主星が導か出されます。十大主星はそれぞれ１０タイプあると言うことです。甲から出来た貫索星と乙から出来た貫索星は違います。日干（自分の心）に他の十干がどのように関わってくるかです。日干＝甲⇔乙なら「乙から出来た石門星」と説明していきます。

戊×⇒壬　　壬から出来た禄存星（日干＝自分自身が「戊」）

壬は「流動」大海原をあらわします。壬からできた禄存星は流動的な愛情の型で、船乗りの愛情とも呼ばれます。人の差別をせず、世渡りも上手ですが、やや八方美人です。

ビジネス現場では、、人間的に裏表がなく誠実で、非常に物静かで落ち着きがあります。言動も一致しているので人からの信頼も厚い人です。

教育係りとしても優秀で、研修担当として向いています。管理職になっても人を育てるのは秀でたものがあります。

ただ、スピード感がなく、型にはまった考えや行動をしがちで、やや柔軟性に難があります。

 

 柔軟性を心がけ、スピーディーに行動でいるようになると仕事の質は大幅に向上します。
 

己×⇒癸　癸から出来た禄存星（日干＝自分自身が「己」）

癸は「暗流」雨水、地下水などをあらわし、蓄積され最後には大きな力になる質です。癸からできた禄存星は、愛情性が積み重ねられる型といわれています。地味で堅実な愛情と言えます。

ビジネス現場では、癸＝「暗流」と己＝「公平」の地味な二つの連結により、仕事ぶりはじっくり丁寧で、あまり目立つタイプではありませんが、堅実でしっかり者というまわりの評価を得る人です。

コミュニケーションもソツなく、家庭的な人が多いです。禄存星らしくなく、社会でも家庭でもお金に堅実で、浪費はしません。

おおらかな人柄ですが、その真面目さから考えすぎてしまい自分の殻に引きこもってしまうときがあります。真面目で堅実な人柄は長所ですが、いき過ぎると自分を苦しめます。あまり自分で自分を追い詰めないようにしましょう。

 自分の算命学の命式を知りたい方はこちら http://www.sanmei-gaku.com/sanmei/jintaiseizu.html