十干の組み合わせ方で十大主星が導か出されます。十大主星はそれぞれ１０タイプあると言うことです。甲から出来た貫索星と乙から出来た貫索星は違います。日干（自分の心）に他の十干がどのように関わってくるかです。日干＝甲⇔乙なら「乙から出来た石門星」と説明していきます。
丙×⇒庚 庚から出来た禄存星（日干＝自分自身が「丙」）
庚は「鋭剛」攻撃本能で破壊して進む質です。庚からできた禄存星は、攻撃的な愛情の型です。激しさのある愛で、愛情の為に人を攻撃したりします。愛情は暖かいものばかりではありません。つらぬくという愛情です。
財も攻撃的な財の活用になります。目的のためには強引で、冒険的な財です。
この庚＝攻撃・前進と丙＝太陽の連結のこのタイプは、ビジネス現場では、押しが強くて周囲を圧倒する人です。流行に敏感なので華やかで、身なりもおしゃれです。若いうちから貫禄があり、主役扱いを受ける方です。
ただし、押しつけがましい親切も目立ちます。相手の気持ちを考えない親切や愛情はマイナス評価になることもあります。
丁×⇒辛 辛から出来た禄存星（日干＝自分自身が「丁」）
辛は「柔鋭」自尊心が高く特別意識の強い質です。辛からできた禄存星は、特別意識のある愛情です。カタチを重んじる文官の愛情とも言われ、上からの愛情＝上からそそぐ愛情です。
財はリスクの少ない財の活用です。
ビジネス現場では、周囲によく気を配り、的確な親切が出来る人です。感情も淡泊であっさりしており、ボランティア的な活動を好む傾向があります。もっとも禄存星らしい深い愛情を持った人です。
ただし、以外に一つの考え方に執着をして、人の言うことに耳を傾けなくなります。制御のきいた愛情・奉仕のうちはいいのですが、こんなときに乱れて周囲を困惑させたりします。
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