そんな保育園とのやり取りがあったすぐ後の6月の下旬に、2回目の検査入院をしました。

1日目はSPECT検査でした。
私は仕事をどうしても休めなかった為、夫が付き添っていました。
夕方仕事が終わり病院に直行しました。
検査も無事に終了し、りんちゃんと夫は病室でTVを観ていました。

そこから夫と交代し、私が付き添いです。
翌日は脳血管造影の検査の為、前日は夜の9時から固形物は禁止、翌日は朝の7時から水分摂取も禁止でした。

私は簡易ベッドをレンタルし、そこで寝るつもりだったのですが、りんちゃんがそのベッドを占領して寝てしまい、結局眠れませんでした(^_^;)

そして入院2日目。
7時前にりんちゃんを起こし、お茶を飲ませました。
8時から点滴、10時から脳血管造影検査が始まりました。

全身麻酔で行われることになりました。
検査が終わるまで私は病室でご飯を食べたりして待っていました。
後に知ることになるのですが、脳神経外科の先生は部分麻酔、小児科の先生は全身麻酔でとかなり話し合いをしていたそうです。

そして、1時間程で終了と聞いていたのですが、11時半を過ぎても病室に知らせが来ません。
「遅いなぁ」と思っていると、看護師の方がいらっしゃって、
「麻酔の管を抜く時に喘息発作が出たのでNICUに運ばれたので、お母さんも来てください」と言われました。

NICUという言葉に少しびっくりしながらも病室からNICUに向かいました。
そこで、脳血管造影の検査の後は4時間程絶対安静、でもりんちゃんはまだ小さいので、このまま麻酔で様子を見る、4時間後麻酔の管を抜き、喘息発作などが起きなければ病室に戻れると説明を受けました。
最初は何事かと思いましたが、安心しました。

りんちゃんは口には麻酔の管、小さい子は麻酔から覚めた時に暴れることがあるらしく、手足はベッドに縛り付けられていました。

その事を夫に知らせる為にNICUを出て、夫に電話をして伝えました。
1時間程して、夫が職場から病院に到着しました。

そして、夕方の4時半過ぎに、無事に麻酔の管が抜かれ喘息発作も出なかったので、そのまま病室に戻りました。

数十分後、麻酔から覚めたりんちゃん。
一言目が「お腹すいたー、なんか食べたいー」でした。苦笑
確かに前日の夜7時頃に病院食を食べ終わってから何も食べてなかったけれど、まだ少し意識が朦朧としている中、まさかお腹空いたの一言が出るとは思わず、私も看護師の方達も笑っていました。
りんちゃんの念願の食事はその1時間後に出来ました。

そして翌日の朝、今回の検査結果の説明を受けました。
やはり、もやもや病で間違いないとのことでした。

りんちゃんは、脳神経外科初受診後、アスペリンを毎朝飲んでいます。
ですが、やはり手術をする事が、脳梗塞や進行を食い止める唯一の手段だそうです。

なので、もやもや病を専門にしている先生がいらっしゃる病院を紹介していただく事になりました。

その日のお昼に退院し、前回と今回の検査の結果のCD-Rと紹介状をいただきました。

既に大学病院の教授の方が紹介先の病院の先生に、りんちゃんの事を伝えていただいていたようで、紹介先の病院に電話したところ、話がスムーズにいきました。

そして一週間後に受診の予約を取りました。