この時期になると思い出す | バス釣り大好きよしのブログ

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Keep on believing.Speedや華やかさそしてマイノリティさ故に影もあり、知性を感じるバス釣りが大好き。釣りを通じて、みんなが笑顔になり、言葉を交わさなくても理解しあれば、苦しい日常を自ら乗り越える為の源泉になる。バスは、いつも僕たちにそっと寄り添ってくれる。

子供の頃、
たこ焼きの移動販売している車が
夜になると家の前を通ってました。
母親が未だ生きていた頃の話です。

時々、たこ焼きの売り声
(なにかスピーカーで言っていた。)が
すると母親が大きなお皿をもって慌てて外に飛び出し、
たこ焼きを5~6人前をこのお皿にとおっちゃんに注文し
お皿に大盛りのたこ焼きを買ってくれてました。
(スチロールのたこ焼きの入れ物は熱いたこやきで容器が溶けるのが嫌いで代わりにお皿を使っていたんだと思います。)

寒くて暗くて風も吹いている中、赤いちょうちんが揺れる
移動屋台の前で出来上がるのを妹と母親と3人で待ってたのが
12月のこのくらいの時期だと思います。
たこ焼き返しを上手に使い、おっちゃんがお皿に
たこ焼きを積んでいる光景を薄暗い光の中で背伸びして見てました
そして、出来上がった大盛りになったお皿を持たしてもらいました。
上着に父親の大きいジャンパーを羽織っていたので
手が服の中に隠れてて、やけどしそうな熱いお皿を持つには
ちょうどよく、妹と取り合いで落としそうになりながら運びました。
家の中では、父親があまりの量の多さに驚いてました。
家族でペロッと食べました。お皿に残ったソースをたこ焼きですくって綺麗にペロッと食べました。
それが、とっても幸せでこの上ないくらいの喜びで
今でも鮮明に覚えてます。

たこ焼きが沢山食べれた事に幸せを感じたのもあると思うが
家族で屋台の前でたこ焼きが出来上がるのをわくわく待つことに喜びや幸せがあったのだと思います。

今でも幸せを感じる事が多いですが、
幸せは、お金で買えない事が多いですね。。。

たこ焼きの車は、いつもうちの家の前では速度を落として
待ってくれてました。