物事には陰と陽があるという話を昼間してた。
興味深い!
そんな時、陰陽道を思い出した。
かなり話題はずれるけど
僕は、キョンシーが大好きで面白くて魅力的で
昔、霊幻道士という香港映画(日本公開1986年)にひきつけられた。
アジアンな感じが良い!
キョンシーは死体がよみがえってる状態。
(ゾンビと同じ)
鏡や太陽が苦手で、対面すると燃えたり、とけてしまったりする。
キョンシーは中国の清の時代の正装をしており、
煌びやかでかっこいい。
基本的にキョンシーは、悪者だけど普段はあまり
暴れず満月の夜だけ凶暴になり悪さをする。
暴れない限り悪い奴じゃない。
そこに、正義の味方の道士が出てきて
キョンシーをやっつける映画。
当時、未だ撮影の技術や映像の綺麗さでは、
全然だめだったんだと思うけどこのキャラクターが可愛くて面白かったし好きだった。
その後、ずいぶん経ち中国に住むことになる。
上海で上海の友達にこのキョンシーの話をしたら
ぽかんとして知らない様子。
そんな、話は知らないと言う。
そこで、広州の友達に同じ話をしたら、
うんうんわかるって言ってくれた。
何故、キョンシーがあんな動きなのか
死体が蘇ったような話しになったのか
教えてくれた。
中国の北のエリアは極寒で冬は働けない。
そこで、一家のあるじは南方に出稼ぎにくる。
国の家族の為にせっせと働いて、お金をつくる。
東北地方から南に働き者のお父さんが沢山来ていたようだ。
しかし、中には働きすぎで身体を壊し亡くなってしまう人も多い。
美味しい物も食べれず働きづめだったんだろう。
亡くなった人を国に戻す為に、長い丸太2本に数人の死体を手を伸ばして、しばり付け
前と後ろで人が肩に担いで夜中に山道を運んだ。
その光景を遠くから見ると死んだ人が手を前にしてピョンピョン飛び跳ねているように見え、
まるで生きているように見えた為、
村人がとっても怖がったという話。