最近、いやなニュースが多い。
聞きたくもないのに毎日、繰り返し聞かされる。
耳をふさぎたくなる。
どうしてあんなことになるんだろう。
すんなりと理解出来ないようなことが、毎日のように報道されている。
あの子たちと同じ年代のころ、僕はどうだったんだろう・・・。
考えてしまう。
毎日、毎日、悪いことばかりしていた。
大人の嫌がることを好んでしていた。
それが快感だったし、かっこいいと思っていた。
身なりも言動も、することなすこと全部そうだ。
でもね、ある時から大人たちは僕のことを相手にしなくなった。
まったく怒らなくなった。
大人たちはどうせおまえは○○だからって言うようになり、
駄目な子のレッテルを貼った。
全て信用してくれなくなったということ。
自分が蒔いた種どうしようもなかった。
しばらく孤独だった。
友達も悪い子しかまわりにいなくなり、仲のよかった子も遠のいた。
そんな時に、友達の母親が、
『よしのりくん、そんなことしてたらお嫁さんももらえないよ。普通にしてなさい。』って
言ってくれた。
どうにかしなければって思い、にこにこする練習をした。
時間がかかった。
自分がかっこよいって思うこと、憧れていた全てが、間違っていた事に気がついた。
誰もが、おまえなんか価値がないと言われると寂しいだろう。
それからにこにこする練習を毎日した。
認められたいから。
でもねしばらく、誰も認めてくれなかった。
今でも、子供の頃を知ってる人には頭が上がらないひけめのようなものを感じる。
正しいことは、周りの人が喜んでくれることだね。
それがわからない時もありました。
やっぱり、人は、いいことしたねって褒めてもらいたいよね。