いよいよ名人・クイーン戦が開幕!

前回の流れから、近江神宮での新との再会への期待がめちゃくちゃ高まったところですが…結果やいかに!?

以下、ネタバレ有感想です。



◆シンクロ

名人・クイーン戦観戦のため、近江神宮入りした瑞沢かるた部御一行。

新は絶対来てるはず、と会場を見渡す千早ですが、新の姿は見えません。

千早が現地観戦を決めたのは、やはり新に会えるんじゃないかという期待も大きかったんですね。


気になった千早は新に電話しようとしますが、なかなか発信ボタンを押す勇気が出ません。

勢いで電話できてた頃が嘘のよう。もじもじしてる千早が可愛いです。


しかし、電話に出た新は明らかに様子がおかしい。

なんと、近江神宮に行こうと京都の親戚の家に前泊したものの、朝急に熱を出して行けなくなってしまったとの事。

(いつも肝心な時に体調を崩す新…)


ひとしきり状況を報告し終えたところで、二人の間に流れる沈黙。

そして告白を思い出して真っ赤になる二人…


この表情の変化がすごく良かった!きゅんきゅんしたー!

二人の間に流れる空気がすごく温かくて…

あの告白の後、新がどう思ってるのかが全く描かれてなかったけど、新も同じ気持ちだったんだなぁって嬉しく思いました。

同じ瞬間に同じことを考えて同じ気持ちになってるっていうのがなんか素敵です。


“好きだって言われた日から、指先とお腹がいつもあったかくて変なんだよ。新のせいで変なんだよ”

“もし会えたら 全部燃えそう”


千早がそんな燃え上がるような気持ちを持っているということにちょっと驚きました。

もし会えたら全部燃えそう、って、次会ったらどうなっちゃうんだろう。

燃えちゃう千早が見たいです。笑


あの告白以来、千早が完全に恋する乙女で、もはや別人レベル。

かなちゃんが言ったように、本当に生まれ変わってしまったかのようです。


一方、そんな二人の電話の一部始終を黙って見つめる太一。

最近の千早の様子から二人の間の何かに気付いているはずなのに、全く動きがないのが逆に恐い。


今まで恋愛面に関してはいつもどこか焦ってる感じで、こういう事があればめちゃくちゃ分かりやすく凹んでそうなのに。

最近の太一は恋愛面の心理描写がほとんどなくなってるんですよね。

このまま黙って見てるだけって事もないだろうし、太一の今後の動きが気になるところです。


◆それぞれの戦い

ついに名人・クイーン戦、熱い戦いの火蓋が切られます。


まず、試合開始までの流れが丁寧に描かれ、名人・クイーン戦のしきたりを知ることができたのが新鮮でした。


・陣決めに使う札は、名人戦は「あきの(近江神宮の祭神・天智天皇の歌)」と「なにし(上の句と下の句の1文字目を取ると“名人”)」

クイーン戦は「よを(清少納言)」と「め(紫式部)」(女流歌人のライバル)

・札ボーイ・札ガールというものがある
(今回は坪口さん、須藤さん、桜沢先生、結川さん)

等々。

陣決めの札のチョイスがなんとも粋です。


新のニコ動コメントによる解説もナイスでした。

何気にニコ動を楽しんでる新可愛い。笑

コメントが「名人強すぎワロタwww」とかじゃなくてよかった。笑


そして本日の主役たちはというと…


まずはクイーン戦。

詩暢ちゃんは、おばあちゃんが選んだ着物に「重い…」と若干不安げ。

しかし「でもおばあちゃんが選んだ(着物)…」と、クリスマスの出来事(畳に線事件)を思い出し少し勇気づけられた様子。


最近ふと、詩暢ちゃんは人に懐かない野良猫みたいだなぁと思いました。

人に媚びずに、一人で生きていくことを決めてるみたいな。

しかしおばあちゃんに対しては、まだ完全に心を許してはいないものの、少しずつ「この人は信じてもいいんじゃないか…?」と思い始めているように感じます。


そして意外なことに、会場には詩暢ちゃんのお母さんの姿が。

かるたにも娘にも興味がなさそうなお母さんが会場まで来ていたのは意外でした。

クイーン戦を通して詩暢母娘の関係にも進展がありそうな予感。


一方の猪熊さんは、千早も見惚れるほどの落ち着いた優しい表情。

(相変わらず猫目は恐いけど…)

もちろん大人の女性の余裕というのもあると思いますが、何より「母親である自分」と「もう一度クイーンを目指す自分」に折り合いをつけることができたのが大きいんじゃないかと思います。

まさに母は強し、といった感じ。

女性としてすごく素敵だと思います。


聖母マリアのような母性を醸し出す猪熊さんと、母性というものに触れたことのない詩暢ちゃん。

そんな二人の戦いは、詩暢ちゃんを孤独から救う一つのきっかけになるんじゃないかなぁと思います。


そして名人戦。

原田先生は「挑戦者なのに10度目の防衛に来たみたいな貫禄」と称されるほどの、さすがの風格。

陣決めで「なにし」を引いたことで、幸先がいいとご満悦。

試合開始後も、一枚目から「よっしゃあ」と声を上げるほど、本気で勝ちにきているようです。


一方の周防名人は、暗記時間に何やら電話中。

口調が方言(博多弁?)になってる!

聞こえてきた内容から察するに、話し相手は家族?

パソコンの使い方について話してる?(名人戦を見るため?)

周防名人は東京の人だと思っていたし、家族と電話というのも意外でした。

新たな一面が垣間見れましたね。

今後の周防名人のエピソードへの伏線だと思われますが、家族絡みの話になるんでしょうか。


そんな周防名人とばったり出くわしてしまった千早。

珍しく露骨に嫌悪感を表します。


“原田先生は本気なのに あんな人が名人なんていやだ”

“原田先生が勝っても もし負けても周防さんは引退だ よかった”


しかし、そこではっとします。

“よかった?”


近江神宮という憧れの場所で、そんなマイナスの感情を持ってしまうことに自己嫌悪を感じる千早。

最近の千早、珍しくネガティブです。

周防名人の「(クイーンには)なれないよ」を相当引きずっている様子。


これから千早がクイーンを目指す上で、このネガティブな感情を払拭することは絶対に必要です。

そのきっかけをくれるのは新であればいいなぁと思います。


◆夢の舞台

名人・クイーン戦を観ながら、自分のクイーン戦を想像する千早。

自分だったら誰に札ガール(札ボーイ)を頼もう?と考え、瑞沢かるた部メンバーを思い浮かべます。

最後に太一の名前を挙げますが、“ああ でも太一は名人戦に出てるかも”と。

“見守り隊”と揶揄されたりしている太一ですが、千早は太一のことをちゃんと同じ土俵に立つ者として見ているんだなぁというのが嬉しい驚きでした。


そしてさらに強く思い描いたのは新の姿。

“夢なの 憧れなの この場所はー”

千早の切ない表情にぐっときました。

やっぱり千早にとって新は自分の大切な夢を共有する特別な存在なんですね。

新のことを大切に想っているのがすごく伝わってきました。

この二人の関係性は本当に素敵です。


千早が想像した千早VS詩暢ちゃん、新VS太一の名人・クイーン戦がどんな形で実現されるのか、楽しみです。


*****



前回感想での予想は見事に外れ、結局新との再会は叶わず…

やっと想いが通じ合ったのに会えないなんて、神様(末次先生)はドSすぎます。


しかしながら、電話と千早の妄想だけでこの破壊力!

眼鏡外した新が可愛すぎたし、凛々しい横顔もめちゃくちゃかっこよかった!!

新ファンとしては十分美味しい思いをさせていただきました。

今回も告白の回に次ぐくらい何度も読み返しましたよ。

本当によかったーきゅんきゅんした!


このままだと次に二人が会えるのは高校選手権ですかねぇ。

とすると、約半年後。

それまで二人の間で告白について触れられることはないのでしょうか?

新の告白は返事を求めるものではないとはいえ、そのまま放置しておくのもいかがなものかと思うよ、千早。


電話だけでもあんなデレてるのに、次に再会したら二人はどうなっちゃうんだろうか。

二人の反応が楽しみすぎます。


そしてもちろん、名人・クイーン戦の勝負の行方も気になりますね。

勝つ気がない周防名人!?

その心の内は?この後どんな心の変化があるのか?

続きが待ち遠しくて仕方ない…


次回感想に続きます!