どうも~!ご無沙汰しております~

 

 

まだOJT真っ只中なんだけど、

今日朝までにチーム翻訳で完成させた番組1本納品が終了したのでやっと一息。

 

 

 

そこで今日はチーム翻訳の流れと思ったことを書ければと思います~

 

 

 

いや~チーム翻訳って大変ね。

もちろん番組の内容内容にもよるんだろうけどね。

 

 

まず素材配布から納品までの流れはこんな感じ↓

※OJTなので本当の仕事となると多少の差異はあると思います※

 

 ①自己紹介

 ②素材配布

 ③パート分け

 ④各自パートの翻訳作業

 ⑤チーム内で相互チェック&フィードバック

 ⑥リライト

 ⑦それぞれのパートを1つのファイルに結合

 ⑧納品

 

 

です!!!

 

 

今回私は自分を含めて4人の翻訳者さんたちと一緒に作業しました。

 

 

私以外みんなチーム翻訳経験者のある人たちで

もうすでにここで遅れをとっている…となったけど、あえて新人感を出しました笑

新人感を出していく傍ら、私はリーダーになりました(生意気)

 

 

っていうのも、実際の仕事を迎える前に、

今のうちに分からないことは恥ずかしがらず聞いた方がいいよな、って思って。

経験値が上がってからだと当たり前すぎて聞けない、とかあるからね。

 

 

というわけで、素材が配布されてから

パート決め(誰がどこまでを担当するかなど)も決めたし、

ファイル結合も私が行いました。

 

 

パート分けだけど、早速私はここでミスをします笑

そうです、めちゃめちゃ不平等な割振りをしちゃったんですね~

 

50分のドキュメンタリー番組を4人で割り振ったので、

1人あたり約15分強ですが、

区切りがいいところで分けると気付いたら20分くらい担当してもらっちゃった方が…

 

でも大切なのは実際に翻訳作業に入る前に一度確認を取った方がいいです。

 

 

社会人の基本

 

 

です。笑

 

 

そんなこんなでやっと自分の翻訳作業に入るんだけど、

ここでまた壁が訪れます(全く翻訳作業にいけないでしょ泣)

 

 

1つの番組を数名で分けて担当するということは

もちろん用語や登場人物名など表記を統一する必要があります

 

そこで使用したのが

「Google スプレッドシート」

 

 

一言でいってこれはとっても便利!!

ページを開いている人はみんなその場で書き込みができるから、

誰が何を書いたのか随時チェックできます。

 

じゃあ何が大変だったのか

 

 

これは最後にある、

⑦それぞれのパートを1つのファイルに結合で苦労したんです。

 

コミュニケーション不足なのか、誰も納品ギリギリまで気づかなかったのか、

申し送り(調べた内容を記載したもの)の中でダブりが続出

 

全部で400枚以上ある字幕に対して

申し送りの数は8割程度と考えた方がいいと思いますが

それを一つ一つダブっていないかを納品ギリギリにほぼ徹夜で確認作業をしたんです

 

 

っていうかここまで誰も気づかなかったのも

大丈夫か?ってちょっと本音がポロリ出ちゃいそうなんだけど笑

 

 

なのでこれも事前にチーム内で共有しておくべき事項です。

 

 

あとこれは個人的に「しゅん…」って落ち込んだのは、

⑤チーム内で相互チェック&フィードバック

 

さっきも言いましたが、

私は3月まで講義を受けていた身分なので正直ハコ切りだってままなりません

 

※ハコ切り=字幕1枚1枚切っていく作業

 

 

覚悟はしてましたが、痛烈なフィードバックを頂戴しました笑

でもそのほとんどがハコ切りでした

カット変わりとかイン点・アウト点が遅い・早いとか、

数をこなしていかないと成長できないスキルです

 

 

でもこうやってフィードバックをもらえる機会だって、

実際の仕事ではないことかもしれません

ネガティブには受け止めず、次は同じミスはしないとポジティブに受け止めることにしました

 

 

SST(字幕制作ソフト)を購入して、

ようやく映像翻訳者として本腰を入れた自分

 

 

今までは講義を受けて知識をインプットする立場だったのが、

もう来月からは仕事としてアウトプットする立場になります

 

 

最初は誰だって間違いはすると思うけど、

それでもなんで自分がこの道を選んだのか、

目指したいところは何なのか(←大物になりたいだけ笑)、

いつでも初心に戻ってこれるような謙虚な心で頑張ります!

 

 

また報告します~