子どもはいつだって正直だ
見るものすべてにおいて
思ったままのことを口にする
でも
正直になれないことだってある
友人関係
親の期待など
『ワンダー 君は太陽』に登場する
主人公オギーと親友ジャックを見ていて
自分の幼少期とどこか重ねてしまった
主人公オギーは
生まれつき顔に障害を持つ10歳の少年
宇宙飛行士になりたいという夢を持ち
勉強が大好きな真面目な青年だ
「自分は普通ではない」と
顔のコンプレックスを抱え
学校には通わずホームスクーリングをしていた
そんなある日
母親の説得で学校へ通うことに
初登校の日
周りの視線を気にしながら
校門をくぐり
3人の校内優秀生徒が
学校案内をしてくれた
その1人がジャックだった
オギーは同級生と仲良くなれず
ランチタイムはいつも
大テーブルにひとりぼっち
ジャックは孤独なオギーと
すぐ打ち解けた
ジャックは
オギーのコンプレックスを気にしない
だんだんとオギーも
ジャックにだけは心を開いていった
しかし
ハロウィンに事件は起きた
オギーが何よりも大好きなハロウィン
みんなが仮装して
自分も仮装できる
誰からも変な目で見られることない
1年間で大好きなイベントだ
いつもよりも張り切って
ルンルンの気分で仮装して廊下を歩いた
誰もオギーだとは気づかない
そんなオギーの気分は
親友のジャックによって崩れた
教室に入ると
「(オギーの顔だったら)僕なら自殺しちゃうね」
とジャック
出来心でついワル友に口走ってしまったのだ
ジャックは
オギーに聞かれていたことを知らない
(みんな仮装していて誰か分からないから)
もちろんジャックは
本気で言ったわけじゃない
いじめられっ子とつるんでいたら
いつか自分も標的になるんじゃないか
今は周りに合わせなきゃ
子どもに限らず
大人になって社会にでてもあると思う
正直になりたいけど
自分のエゴが邪魔してなれない時
守りたいものが守れない時
そんな自分の葛藤を忠実に描いた
この作品が高評価なのはとっても納得がいった
おうち時間で
見ている人たくさんいますね
私は
デイジー(犬)のシーンで号泣しました
動物ものって本当にあかんです笑
そもそもデイジーが
うちの愛犬と同じ犬種であったからなのですが笑
また更新します~