今、通販などでよく売れているものは? 
例を挙げるとハズキルーペという拡大鏡
メガネやコンタクトの上から重ね掛けOK
両手が使えて近くが大きく見える拡大鏡。

高齢化が進む日本では、数十年前から
購買力があって数も増え続ける
シルバーマーケットを狙え!と言われてますが、
成果を出している企業は非常に少なく、
介護系やシルバー系のビジネスでは、
厳しい経営を強いられている会社ばかり。

その理由を突き詰めて考えたら
想定したシニア層が思った以上に元気だから
介護が必要な時間が少なくなっているから

かなりの高齢者になってもみなさん
ギリギリまで自分の事を自分で出来る
体力とボケない頭と健康の技術や進化が
今の時代や世代にあるのかもしれない。

これも自分の親や祖父母や親戚や友人や先輩を
よく観察すれば分かるはずの事で、今の60代70代など
むしろ疲弊した40代50代より元気で行動的で積極的
だったりもする。

狙っていたシルバー層の多くが
介護される側よりも介護をする側
仕事をする側だったりするわけだ

ただ、昨今はPCやスマホの普及もあって、
「眼」の問題などはかなり深刻なのでしょう。
その世代の人に聞いてみれば分かる。

レストランに入っても、メニューが見えない
スマホの文字が見えない読書が辛いといった不便さは、
今の日本で顕在化している数少ない優良マーケット

ここに目を付けて商品開発や事業展開をした会社、
あるいは偶然それを売っていた会社や販売元が
役に立つものをたくさん売って感謝されて稼げる

つまり、シニア層の負担や介護をどうしたらいいか、
という事よりも

シニア層が元気で働けるようにしたらどうしたらいいか
老人が元気に動けて楽しめるにはどうしたらいいか
かっこいいシルバー世代、おしゃれなシルバー世代をつくりたい。
そっち側に焦点を当てるべきだということ。

不安をおあるビジネスのほうが比較的短期に簡単に
儲かりやすいのは確かなのだが、
それはもう食い尽くされている。大手がやりつくしている。

だからこそ、中小は前向きで明るい提案で行くべきかもしれない。

もし自分が60代70代になったら老人扱いはいやだろうし
介護や老後の不安なんて事よりも、もっと勉強したい
もっと経験したい、もっとやりたい事がある、もっと仕事をしたい、
もっと格好良くしたい、まだまだ若いものには負けない!
と思うのではないだろうか?

そこで例えば、すごくおしゃれで質感の良いファッション的ルーペ
帽子と一体型に出来るルーペ、ウェアラブル機器としても
ITとルーペ機能とデザインの構築などなど、、、それぞれの
分野であらゆるアイデアが出てくるだろう。

結局はどこまで顧客自身の立場になって考えられるか
どこまで愛を持って、どこまで関心を持って、興味を持ち
魅力のある、気付ける、執念のある人になれるか。

いずれは会社の経営や営業やマーケティングも
ずべてAI化されたりロボットがするようになるだろう。
それでも人は生き残り進化し続けると確信している。

より良いアイデアは愛と出会いからはじまる

生き残るのはいつでも上位0.008%の
勝ち続けたものたちであろう。それでいいのだと思う。

なぜなら自然はもっともっと過酷で残酷な
淘汰と絶滅と進化の歴史を繰り返しているからだ。
例え滅びようとも一歩でも前進し成長し続けたい。
それが生きる喜びだから。