【鏡音リン】 Dirty Toys 【セルフカバー】
空から黒く降りそそいで積もったモノは
壊れて汚れたおもちゃを洗った雨だった
それらを浴びてしまった あの時あの場所で
それからは僕らも汚れたとされてしまったんだ
『危険よ』『大丈夫よ』 どちらを信じればいいの
真実(じじつ)は誰にもわからないなんて許さないわ!
汚れた 汚れた そう言われていたモノは
誰にも 誰にも 見えない
どこにあるの どこにあるの そんなモノ
どこにも無いじゃない
窓から見える知らない景色は どこにでも
あるような街並み それは何も悪くないけど
画面の中に映っているいつもの道は
誰一人として歩いてない それだけのこと
同情されながらも敬遠されてしまう 視線が
痛いの 苦しいの こんな惨めなことはないわ!
返して 返して 返してよ僕らの
居場所も 笑顔も 奪われ
いつになれば いつになれば 僕ら
帰ることができるの?
壊れて危険なおもちゃを直すなんて やめてよ やめてよ 怖いわ
汚れたおもちゃも 汚れたとされていた僕らも あまりに疲れたの
お願いだから もうこのまま 静かな眠りにつかせて欲しいと
叫ぶ