何か決断をする時に悩んでしまったり、仕事のスピード感に課題を感じていた今日この頃。

書店で目についたこの本を読んでみました。

 

『すぐやる人は、うまくいく』

著者は中谷彰宏氏。
博報堂のCMプランナーとして勤めていたところから独立し、就活のノウハウ本として有名になった「面接の達人」シリーズなど、なんと2000作を超える著作があるそう。

本書では最速でチャンスを掴む習慣として、66の項目に分けてポイントが書かれています。

特に印象に残ったのは、「クオリティよりもスピードを優先する」という内容。
仕事をしていく中でよりよい成果物を出すために時間をかけてしまう人も多くいると思います。
私もそのうちの一人で、会議に使う資料や顧客へのプレゼン資料など、完璧なものを出そうとつい労力をかけてしまいます。

ただ、クオリティにこだわるのはただの自己満足とのこと。

次の仕事を得ていくためにはとにかく納期よりも早く納めることが大事で、3割のクオリティでもまず先方に見せることが大事だそうです。

自分の頭であれこれ考えるよりも、先方に見せることで「今はこうなってる、この辺をもっとこう変えてほしい」というやり取りが生まれて、結果的にいいものが出来上がるからです。

3割の状態で見せられないのは「自分の力量がこんなものだと思われたらどうしよう」という変なプライドや不安からくるもの。

一見雑な仕事に見えるかもしれないけど、結果ベストな成果物を求めるにはこういった心構えが大切なんだと感じました。

よりスピード感を重視してこれからの仕事に取り組んでいきます!