コロナ太りしてしまったかもと思っていたところでつい手に取ってしまったのがこの本。

『内臓脂肪を落とす最強メソッド』

36歳から15kg減量に成功したと言う、

50歳を超えても体脂肪率がなんと10%代という医師・医学博士の池谷敏郎氏。

 

太っている自覚がそんなになかった当時、奥様の友人に「ぽっちゃり体型」と指摘されたところから、減量に成功したり、リバウンドしたりしている経験もありながら、健康的にそして継続的に痩せられる食事方法とエクササイズ、生活習慣を伝授しています。

 

この本は、

食べながら楽に痩せたい

一生スリムな体をキープして行きたい

という人におすすめです。

 

冒頭で著者は、

太っているのと痩せている体型、どちらでいるかによって、人生は雲泥の差がある

と言っています。

外見は自分が思っている以上に大事なのだなと、改めて感じました。

 

そして、男性は、いつまでも「モテたい」など下心があるものだと。

減量が必要な患者さんへの対応も、太っていることのデメリットを伝えるよりも、「痩せてきてかっこよくなりましたね」「前回と全然違いますね!」などと「褒めてあげる」方が減量がうまくいくと言うのが個人的に面白いなと思いました。

 

「食事法」「エクササイズ」「生活習慣」が大事とのことでしたが、自分としては、食事の方法が特に勉強になりました。

 

その食事法が「プチ糖質制限」です。

肥満の人のほとんどが糖質の食べすぎが原因なのだとか。

 

ポイントは、「血糖値を急上昇させない食べ方」をすること。

糖質を「食べた分」と「消費した分」が同じなら肥満にはならないが、取り込んだ糖質が余ってしまうと、中性脂肪になって体内に溜め込まれるのだそう。

そして、蓄積したものが内臓脂肪や皮下脂肪になるとのことでした。

 

まずは糖質を半分に減らし、代わりにその分食べて良いものが、

魚、野菜、大豆製品、肉、きのこ、海藻

血糖値を気をつけていれば、カロリーは気にしなくて良く、外食もコンビニも活用しながらでもOK!

しっかりと食べながら、楽に痩せられるなと目からウロコの情報でした。