会社の仕事が忙しくなってくると、いつも欲しくなるのが時間。

テレワークも増えてきて、家で集中力を保つことが難しく、就業時間内にきちんと仕事を済ませられないということが多々ありました。

 

そんな中で手に取ったのがこちらの本。

『神・時間術』

 

著者は精神科医の樺沢紫苑氏。

現役の医師でありながら作家活動も行っており、YouTubeは毎日動画更新し26万人近くの登録者を誇っています。(2021/2/14現在)

 

 

内容についても医師ならではの科学的ノウハウに基づいて書かれているので理屈で理解しやすいです。

 

・自分の時間を増やしたいと思っている人

理屈で時間術に関して理解したい人

 

などという人にはオススメです。
 

特に印象に残った内容は「脳のゴールデンタイムを活かす」という話です。

脳のゴールデンタイムとは、脳の集中力が最も高くなっている起床後2時間の時間のことであり、この時間に集中力を要する「集中仕事」をこなすべきと本書では述べられています。

 

起床後2時間、すなわち始業直後の時間にやりがちな仕事の典型はメールチェックという方が多いと思います。

中にはエンジンがかからないのでコーヒーを飲みながら新聞をゆっくりしたり…という方もいるのではないでしょうか。

 

しかし脳のメカニズムに基づくと、やるべき仕事は「集中仕事」すなわち込み入った資料の作成や文書の作成などに使うべきということです。

 

メールやメッセージへの返信はあまり集中力を要しない「非集中仕事」

これに朝の30分を使ってしまうことで、脳のゴールデンタイムを有効活用できていないことになります。

朝の30分は夜の2時間に匹敵するとも書かれています。

 

朝の時間の使い方、どの時間にどんな仕事をすべきかを考えさせられる本でした。

 

本書の内容を実践してどんどん時間効率を上げた仕事をしていきます!