なんと、あのホリエモンが健康の本を書いていたんです。
『健康の結論』堀江貴文 著
僕は過去に堀江さんのビジネス書もたくさん読んできていてとても尊敬している方の一人です。
様々なビジネスを立ち上げ大活躍しているそんな堀江さんが語る「健康の結論」とは?
気になって即書いしてしまいました。
本書はこんな人におすすめ。
・何かあってから健康に気をつけておけば良かった、と後悔したくない
・できるだけ健康で長生きしたい
・予め防げる病の防ぎ方を知りたい
本書の冒頭では、人生100年時代で、これからは死ぬことよりも生きることの方が重要であるということ、そして生き続けるために一番大事なのが、
「防げる死を防ぐ」
ということだと書いてあります。
例えば、胃がんの99%が「ピロリ菌」という細菌感染が原因で起きているということ。
ピロリ菌を除菌すればかなりの割合で胃がんを予防できるが、日本では医療者の他にはあまり知られておらず、毎年5万人もが胃がんで亡くなっているのだとか。
堀江さんは、こういった情報格差が寿命を決めているといい、医師と協力して医師側が持っている科学的根拠のある情報をたくさんの人に提供しているのである。
他にも、自殺、心臓発作などによる突然死、がん、脳血管疾患、HPV、歯周病など、防げる死や病気を予防するためにはどうしたら良いのかということを、専門知識がない一般の人でもわかるようにわかりやすく書いてあります。
「人生100年時代」という言葉もかなり言われるようになり、昔は30代でもう体力も衰えておじさんになり老け込んで行くのが当たり前、という時代だったところから、今は若々しい30代以上の大人が増えたなと僕でも思います。
堀江さんも、「40歳から大人」くらいの人生設計でちょうど良いと書いており、健康に関してもそのつもりで将来のために知識をつけて、防げる病気も予防して、健康的に年齢を重ねる必要性を感じました。
目からウロコな情報が盛りだくさんの中、個人的に、歯周病によって、糖尿病や心筋梗塞、脳卒中などの全身性の病気を引き起こす恐ろしい病気だということにも驚いたのと、
残念ながら口が臭い人はビジネスで失敗する。
という言葉が印象に残ってしまい、思わずドラッグストアで歯間ブラシを購入してしまいました。
ちなみに、歯周病は「鼻呼吸」をするだけで予防ができるらしいです。
普段口呼吸する癖のある人は、寝ている間も口呼吸してしまい、唾液の循環が悪くなり、唾液に含まれる殺菌成分が口の中に行き渡らず、歯周病菌が寝ている間にいっぱい増えてしまうみたいです。
健康に関する「知識」を今からたくさんつけることで「防げる死」を防いで、健康的に長生きしていきます!
誰もが何をするにもまずは健康が大事。ぜひ皆さんもこの本を手に取ってみてください。