もうひとつのカタチ 6 | 嵐恋愛小説

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じゃー帰るわ。って


photo:01




潤くんはなんだか不機嫌なまま
タクシーに乗って帰っていった


バレバレ?


私、そんなに顔にでてる?


二宮さんには気づかれてない、よね…


潤くんが勘がいいだけ、だよね…


でも、もし暴露てたらって思うと恥ずかしくて


少し顔の火照りを取るために外の風にあたった


今日いた女の人…この前と違ってた気がする


気のせいだったのかな?


それとも、友達…?
には、あまり見えなかった


そんな事を考えてたら
あっ、って思って
ふって、小さくため息まじりに一人で笑ってしまった


結局、私は二宮さんの事を考えていた


潤くんのいう通り


私は二宮さんのコトが…好きなんだ


photo:05




私は空を見上げた


満天の星空


目線を移すと二宮さんの部屋が見える


まだ、明かりがついている


その明かりを見て、私の胸がきゅーってなった



二宮さんには彼女がいる



だから、叶うことのない恋



だから、胸の中にそっとしまっておこう



好きって気持ちは
突然で


何がきっかけで、どうして、どこが、って考えても答えに出来ないもの


でも、それは上手くいくとは限らない


いや、寧ろ叶わないコトのほうが多いんじゃないかな。


好きって気持ちが重なるなんて


奇跡だ


私にも、いつか奇跡が起きるかな。


もう一度星空を見上げて
流れ星を探してみたけど


星は流れてくれなかった


そんなに上手くはいかないよね










あいつに、告白しないの?


photo:02




えっ?!私は潤くんの言葉に驚く


いやいや、そんな驚く?
好きなら当たり前のことでしょ?
気持ちを伝えるって


真っ直ぐな潤くん


だって、彼…彼女いるし。そう呟く


じゃー諦めた訳?


って潤くんは言うけど


諦める?


何を?


二宮さんへの想い?


伝えるということ?


付き合いたいって想い?


図々しくも考えていたコトはあったけど


いや、諦めるもなにも
始まってもないし。


断られるのを分かってて告白なんて出来ないし


二宮さんには彼女がいる訳で
この想いを伝えても
相手に迷惑になるだけだ…


……。


いや、傷つきたくないだけか…自分が


なんて顔してんだよ。
って潤くんが私の顔を覗き込む


photo:03




言われて、私はそんなに悲しそうな顔してたのかなって気がつく


そう言われたから私は潤くんを見て笑う


私は大丈夫だよって。


それを見て潤くんは


無理に笑うなって。


photo:09




そう言って私の頭をグチャグチャって撫でた


なんでか、潤くんはすぐに私の気持ちを見抜いてくる


頭を触れられたことに
なんだか、照れ臭くてドキドキして


もー、髪の毛グチャグチャになったじゃん。


私は髪を直しながら口を尖らせて潤くんを見た


でも、その顔は俺の前でだけにしろよ。


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笑ってそう言った。