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リハビリテーション基礎勉強会

入学から卒業までの全ての勉強を教えます。 ここで他の皆と差をつけましょう。

今回は伝導路の第2弾です。

 
今回は国試に出るか出ないか分からないギリギリのところを書くので、国試最優先という方は前回の記事を見てください。  
 
伝導路の豊富さ 
 
皆さん、伝導路は何種類ぐらい思いつきますか?
 
僕が思いつく限りでは前回の記事の分を省いて書くと
皮質中脳路
皮質核(延髄)路
皮質橋路
(前頭橋路、頭頂橋路、側頭橋路、後頭橋路)
橋小脳路
赤核オリーブ路
オリーブ小脳路
背側視覚路
腹側視覚路
三叉神経脊髄路
脊髄網様体路
 
まだまだ伝導路はあると思いますが、僕が思いつく限りではこれが精一杯です。
 
では実際のところ伝導路はどれくらいの数あるのでしょうか?
 
生理学の先生の話では脳は複雑すぎるニューロンネットワークをしており、まだまだ解明されていない事ばかりらしいです。
 
そのため答えは分からないだと思います(笑)
 
は次に上記の伝導路について書いて行きたいと思います。
 
皮質中脳路
 
皮質中脳路は前頭眼野(8野)から中脳に向かって下行する伝導路で、眼球運動を司ります。

皮質核(延髄)路
 

皮質核路は皮質から延髄に向かって下行する伝導路で、舌運動や嚥下運動を司ります。

皮質橋路
(前頭橋路、頭頂橋路、側頭橋路、後頭橋路)
 
皮質橋路は皮質から橋の橋核に向かって下行する伝導路です。
皮質橋路はそれぞれ前頭葉から橋へ向かう前頭橋路、頭頂葉から橋へ向かう頭頂橋路、側頭葉から橋へ向かう側頭橋路、後頭葉から橋へ向かう後頭橋路の4つに分類されます。

橋小脳路
 
皮質橋路から橋核へ下行した後に小脳の中小脳脚を通り、小脳へ入ります。

赤核オリーブ路
 
小脳の上小脳脚を通ると赤核へ向かう1つの道があります。
その後赤核から延髄のオリーブへ向かう伝導路が赤核オリーブ路になります。

オリーブ小脳路
 
赤核オリーブ路の後に小脳の下小脳脚を通ります。この伝導路がオリーブ小脳路であり、これが登上繊維であり運動学習に繋がります。

背側視覚路
 
後頭葉の視覚中枢はブロードマンでいうと17野、18野、19野ですがv1、v2、v3、v4、v5に分けることができます。
背側視覚路はv1から始まりv2に伝わります。
v2からはv3に伝わる道とv5に伝わる道があり共に頭頂葉に向かいます。
v3は奥行きなどに関わっています。
v5は左右の視覚の差による遠近感や視運動に関わります。

腹側視覚路
 
腹側視覚路はv1から始まりv2に伝わりv4を通り側頭葉に伝わります。
v4は形や色に関わっています。
そのためv4が損傷されると相貌失認や物体失認などが起きます。

三叉神経脊髄路
 
三叉神経脊髄路は温痛覚を司る伝導路です。

脊髄網様体路
 
脊髄網様体路は情動などに関わる伝導路で痛み刺激になどによる逃避反応を起こす時の感覚の伝導路です。
 
 まとめ
様々な伝導路があり、ややこしいですが楽しみながら頑張りましょう。