日高side
―実彩子の部屋
幼馴染だし、家も隣。
親同士も仲が良くて
よく家に遊びに行ってたりする。
この部屋も、自分の部屋みたいに思える。笑
それにしても。
やっぱ、女子の部屋は少し緊張するな…。笑
なんか、いい匂いする。
―ガチャ
少しすると宇野が入ってきた。
宇「なにジロジロ見てんのよ」
日「べつに。あんがい綺麗にしてんだなー」
宇「あたりまえ」
いつもは強気だけど、やっぱ女の子。
日「お!お菓子~」
宇「いーっぱい食べてね。笑」
日「これ、お前が作ったやつ?」
宇「うん。すごいでしょ?」
目を輝かせて聞いてくる。
日「うん。すごい」
宇「えへへ。笑」
やっぱ、女の子。笑
日「あ、そういえばさ」
宇「ん~?」
日「今日、部活どうだった?たらこが入るとか言ってたけど」
宇「うん。入ったよ。」
日「へぇ~。あいつ踊れんの?」
宇「うん。女子の歓声がすごかった。笑」
日「ふぅ~ん」
宇「…あの人に、似てるよ…ね。笑」
「あの人」
俺はすぐわかった。
日「あー、そうだな。笑った顔とか、雰囲気とか、性格も。」
宇「うん。」
日「まだ好きなんだ?」
宇「…わかんない。でも、会いたいな。」
日「そーだな」
いつも「あの人」の話をする時
宇野は悲しい顔をする。
「あの人」
名前は、與真司郎。
宇野の元彼。

