『零〜月蝕の仮面』ゆっくりじっくり、懐かしみながら堪能させてもらいました!
のーんびり空いた時間に進めて発売からちょうど一か月ほどかかりました(クリア時、4月10日)、プレイ時間としては10時間に満たないくらいです。
何度プレイしても、オリジナルの発売から何年経とうと、いつまでも色褪せない名作だと思います。
ホラーゲームをプレイされない方や苦手な方からすると、ただ怖いだけ脅かしてくるだけ等の印象をもたれるかもしれませんが、零シリーズは…ほんっっっとうに面白いです。
作中には様々な死生観や信仰など、怖そうな小難しそうな話やどんなに甘く見てもあきらかに非合法な儀式(や作品によっては治療方法)などがでてきますが…全作プレイした上で作品の根底にあるテーマは、私は「愛」だと思ってます。
気になる、好意、好き、友情、愛情、親愛、家族愛、愛憎…そういうのひっくるめての、ね。
守りたい者や物のために気づかないうちに、狂気へ、災厄へ、突き進んでしまう。やりきれない気持ちには、なります。
勧善懲悪のようなすっきり爽快な物語ではなく、時には人の心の醜さ汚さも垣間見える作品ですが、心に余韻を残す物語だと思うので気になった方は是非。プレイ動画、実況動画を見るのではなくご自身の手で。
余談ですが生まれ変わった今作でも長さんのかっこよさは健在でした。眼福です。
ちなみに長さんのターンは射影機ではなく霊石灯になるので少しゲーム性変わるんですよね、端的に言うと無双ゲーになります。
さてさて濡鴉、月蝕と発売が近年の作品からリマスターされていますが…この後はどうするんでしょうか?
今回のリマスターのグラフィックが想像よりも良かったので、初代、紅い蝶(&眞紅の蝶)、刺青の聲も続いてほしいですね。
紅い蝶だけは既に眞紅の蝶としてリメイクされているのでスムーズにいきそう…な気もします。
しかし初代と刺青の聲はリメイクされておらず、何かと不便なところもあるのでストレスフリーにしつつのリマスターか、リメイクも大歓迎です!
それでは長くなってきましたので、この辺で。
楽しみしていたプレミアムボックスの公式設定集&書き下ろし小説&サントラを読みまくり&聴きまくります!