千晃は驚きのあまりぼぉっとゆかを見つめていた。こんなに天気がいいのに窓の前に立っても影が出ないなんてことがあるのだろうか。
里「お姉ちゃん、来たよぉ。」
そのとき、学校帰りに里保が見舞いに来た。今日は市の研究授業とかの関係で午前中で学校が終わると言っていた。
里「お姉ちゃん、どうしたの?顔色悪いよ」
里保は呆然としている千晃を心配そうに言った。
千「ねぇ、里保。この部屋にお姉ちゃんと里保以外に誰かいない?」
そう千晃に言われると里保は周りを見渡した。
里「だれも、いないけど…」
里保は不思議そうに首をかしげた。
千「そう…」
千晃は今、目の前にいる実彩子と名乗る女性は自分にしか見えないと確信した。
里保が帰って、千晃と実彩子は面と向かって話した。時間が経ち、千晃の気持ちも少し落ち着いてはきたがまだ動揺は隠しきれないようだ。
実「私ね、五年前に白血病で死んでるの。」
千晃は案外さらっと言われて驚くとともによくドラマでは聞くけれど現実味がない病名にドキッとした。
実「今生きてれば25歳。千晃さんよりも三つ歳上ね。19のときに死んだの。二十歳の誕生日を一週間後に控えてた。恋に勉強に夢と希望に満ちていたころに発病して、やりたいことも夢もつかめないままこの世に多くの未練を残して死んだ。」
千晃はこんなにも重いことを淡々と決して暗くならず、むしろ明るくと言う言葉に近いくらいの調子で喋られて余計に返す言葉が見つからない。
実「それとね、最後まで自分は絶対に治る、絶対に死なないなんて根拠はないのにそう信じてたから死んだなんて信じられなかった。私、あなたに扉を開けちゃダメって言ってたでしょ?私、開けちゃったのよ。」
千晃はあの夢のことをまた思い出した。自分がもしあのとき開けていたらと思うとゾッとした。
実「死んだことも信じれない、それに未練がたくさん。だから、成仏できずに死んでから五年間、死の世界でも生の世界でもない真ん中の世界にいたの。それが、私たちがあった場所。」
長くそこにいたわけではないが確かに何もないあの世界に五年もいるなんて想像できない。
実「この世界の人としゃべるのも、ここにこれたのも、この世界を見たのも五年振り」
千「え?でも天国で私たちのこと見守ってくれるっていうでしょ?」
実「それは、私にはできないの。あなたの前に現れたわけと、ともに説明するね」
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ここからしばらく宇野ちゃん、千晃のターンが続きます。
他のメンバーを後程…
今回は女メンをメイン中のメイン(笑にしているので他のメンバーそこまで出てこないかなぁって感じです。
これも今までのAAA小説と同じで、もともとAAA小説として書こうとしてたのじゃなくて、自分で小説として書いていた、考えていたやつなんですよ

そして、いつもコメントありがとうございます。
コメ返行かせていただきますね。
あと、アメ限の方はだいたいアメシンさせていただいてますけど、いやならむしっちゃってください(>_<)
今回も感想コメよかったらお願いします。