直「でわ、卒業の言葉。生徒代表3年2組宇野実彩子」
実彩子は返事をして教卓の前にたった。松葉杖で足がよくないので立っっているのは大変だろうと思い、千晃は椅子をさしだしたが、実彩子はいいよと笑顔で断った。
実「ありがとう。でも、みんなにこの状態ではなしたいんだ。気を使ってくれたのにごめんね」
千「ううん♪」
実彩子は小声で千晃に言った。それからして実彩子はなんだか強い決意をもって話そうとしていることが伝わってくる。
実「今日はみんな、私のために集まってくれてありがとう。そして立花先生、浦田先生、私のために企画してくれてありがとうございました。まさかこうやってみんなに祝ってもらって、8ヶ月遅れの卒業証書を頂けるなんておもってもいなかったです。本当にうれしいです。今から少し私自身の話を勝手ながらさせてもらいます。」
実彩子は自分自身を落ち着かせるためか息を吐いて話はじめた。
実「みんなが知っているように、私は生まれつき心臓に重い疾患をもって生まれました。成人するまでは生きられない、突然悪化して、死んでしまうかもしれない。私は毎日そういう体と共に18年間過ごしてきました。完治することは難しいかもしれない。でも良くなると信じてきました。何よりも生きていたいって思いました。普通に学校に行って、みんなと一緒に過ごして…ただそれがしたいって、それができるだけで本当に幸せでした。私は決して自分を不幸だとは思いません。確かに、体のせいでやれないことや苦しいことはたくさんあります。でも、喜び、笑い合い、ときにはともに涙を流す…そんな仲間がまわりにいる。これほど幸せなことはありません。何よりも、幸せと思えない人は幸せになんてなれないんです。だから、私はこの世の中に不幸はないと思うんです。絶対にだれでも幸せは小さくとも大きくともあると思います。私はそう思っています。そして、周りの後押し。だから、私はいろんなことを乗り越えられました。その中でやはり5月に心臓移植をしたことが大きかったです。お陰さまで今のところ拒絶反応はなく、足は少し不自由ではありますが、毎日普通の生活ができています。毎日幸せで、今は大学に向けて勉強もできて、将来やりたいことも決まって、それに向けて頑張っています。本当に毎日楽しいです。でも、ときどきふと思うんです。今こうして楽しめるのは、私に心臓を提供してくれたドナーのお陰で今があるんです。そのドナーを提供してくれた人にもその人の人生があった。その人の分も楽しまなきゃ、そして今まで助けてくれた人たちに恩返しをしなきゃって。そして、人の役に立ちたい。私は将来、自分のように病気の子供たちを助けたい。小児科医になりたいです。自分の病気をプラスにとって未来の子供たちに希望を与えていきたいと思います。そのために頑張ります。今ある私に感謝を忘れずに。今の私があるのはみんなのお陰です。本当にありがとうございます。今日はありがとうございました」
拍手がワッと広がった。みんな実彩子の言葉に感動し、涙を流していた。みんな心から実彩子を応援すると心に誓った。
実彩子も自分の道を進んでいく…。
つづく
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どうですか…ね?
最近更新率悪くてごめんなさい<(_ _*)>
感想まってます。
not!読み逃げ
実彩子は返事をして教卓の前にたった。松葉杖で足がよくないので立っっているのは大変だろうと思い、千晃は椅子をさしだしたが、実彩子はいいよと笑顔で断った。
実「ありがとう。でも、みんなにこの状態ではなしたいんだ。気を使ってくれたのにごめんね」
千「ううん♪」
実彩子は小声で千晃に言った。それからして実彩子はなんだか強い決意をもって話そうとしていることが伝わってくる。
実「今日はみんな、私のために集まってくれてありがとう。そして立花先生、浦田先生、私のために企画してくれてありがとうございました。まさかこうやってみんなに祝ってもらって、8ヶ月遅れの卒業証書を頂けるなんておもってもいなかったです。本当にうれしいです。今から少し私自身の話を勝手ながらさせてもらいます。」
実彩子は自分自身を落ち着かせるためか息を吐いて話はじめた。
実「みんなが知っているように、私は生まれつき心臓に重い疾患をもって生まれました。成人するまでは生きられない、突然悪化して、死んでしまうかもしれない。私は毎日そういう体と共に18年間過ごしてきました。完治することは難しいかもしれない。でも良くなると信じてきました。何よりも生きていたいって思いました。普通に学校に行って、みんなと一緒に過ごして…ただそれがしたいって、それができるだけで本当に幸せでした。私は決して自分を不幸だとは思いません。確かに、体のせいでやれないことや苦しいことはたくさんあります。でも、喜び、笑い合い、ときにはともに涙を流す…そんな仲間がまわりにいる。これほど幸せなことはありません。何よりも、幸せと思えない人は幸せになんてなれないんです。だから、私はこの世の中に不幸はないと思うんです。絶対にだれでも幸せは小さくとも大きくともあると思います。私はそう思っています。そして、周りの後押し。だから、私はいろんなことを乗り越えられました。その中でやはり5月に心臓移植をしたことが大きかったです。お陰さまで今のところ拒絶反応はなく、足は少し不自由ではありますが、毎日普通の生活ができています。毎日幸せで、今は大学に向けて勉強もできて、将来やりたいことも決まって、それに向けて頑張っています。本当に毎日楽しいです。でも、ときどきふと思うんです。今こうして楽しめるのは、私に心臓を提供してくれたドナーのお陰で今があるんです。そのドナーを提供してくれた人にもその人の人生があった。その人の分も楽しまなきゃ、そして今まで助けてくれた人たちに恩返しをしなきゃって。そして、人の役に立ちたい。私は将来、自分のように病気の子供たちを助けたい。小児科医になりたいです。自分の病気をプラスにとって未来の子供たちに希望を与えていきたいと思います。そのために頑張ります。今ある私に感謝を忘れずに。今の私があるのはみんなのお陰です。本当にありがとうございます。今日はありがとうございました」
拍手がワッと広がった。みんな実彩子の言葉に感動し、涙を流していた。みんな心から実彩子を応援すると心に誓った。
実彩子も自分の道を進んでいく…。
つづく
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どうですか…ね?
最近更新率悪くてごめんなさい<(_ _*)>
感想まってます。
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