実「あっ!来てくれたんだね」

実彩子の病室に現れたのは隆弘…ではなく

真「おう!どうだ?」

実「うん、まあぼちぼちかな。」

実彩子の病状はかなり悪くなっていた。日に日に衰弱していき、ベッドからも起き上がることもできなかった。酸素も手放せなくなり、酸素をつけなければいけなかった。

実「なんだか本当に病人みたいになっちゃったな」

真「なんやねん、今ごろ」

実「だってさ…」

手で鼻についてる酸素チューブを触った。

真「よくなるためやろ」

実「うん。早く取れればいいのにな…。隆弘驚いちゃうかな」

真「大丈夫や。隆弘は実彩子に会えるだけでうれしいねんから」

実「そうかな…。だといいけど。あっ、千晃は大丈夫?」

真「うん。あいつもあいつなりに頑張ってるで。大学だけが人生やないって、千晃は前向きに考え始めてる」

実「よかった。千晃が元気ないと心配だもんね。千晃は偉いなぁ」

真「うん、本当にそう思う」

実「受験にかんしては千晃はたくさん辛い思いしてきてるけど、その分千晃はこれから大学に行っていいことたくさんあるといいな」

真「宇野ちゃんもな。宇野ちゃんも今大変やけど、きっといいことあるで」

実「ありがと」

真「終わったらみんなに言うん?」

実「うん。みんな驚くよね」

真「そりゃそうやろ。俺やてびっくりしたからな」

実「そうだよね。」

真「でも、みんな応援してくれるよ。今まで俺らが宇野ちゃんに応援してもろおてたからな」

実「みんなの応援が私のなによりも特効薬だよ」

真司郎は実彩子の病気を知ったのはセンター試験が終わり、千晃のことを相談しようと病院を訪れたときだった。たまたま行ったら発作を起こしているときだった。真司郎が気付き、医師を呼んだときに、実彩子のお母さんから聞かされた。

隆弘にはまだ知っていることを言ってはいない。



つづく

-----------------------------------

感想待ってます。
コメへんいくよ~。

ブログの更新を二週間くらいしていなかったり、アメブロ会員以外の方はここのコメ欄にコメ返しますね。