千晃は休み時間、トイレから戻ってくると机の上に置いてある紙に気がついた。開いてみると

『昼休み、屋上で待ってる。 真司郎 』

~昼休み~
真「来てくれたんやな」
真司郎は屋上ですでに待っていたようだ。
千「うん…」
千晃は相変わらず素っ気ない返事しかできなかった。
真「なぁ、千晃どうしたん?なんか俺、気にさわること言ったかな…」
千晃は少し考えた。一息すってこうきりだした。
千「真司郎が悪いってわけじゃないよ…」
真「どういうことなん?」
千「私が悪い…」
真「ごめん、話がようわからへん…」
千「逆に聞いてもいい?」
真「なに?」
千「真司郎は寂しくないの?」
真「寂しいって…』」
千「春から…春から、私と、会えなくなるの…」
真「そりゃ、寂しいけど…」
千「けど、なに?」
真「俺の決めた道だから…仕方がないというか…その…」
千「私も真司郎が決めた道だからどうこういいたくないけど、私…」
真「…」
千「私…。」
千晃は自分の唇をギュッと噛みしめた。
千「ごめんね」
千晃は逃げるようにその場を立ち去った。

千晃は自分でどうしたらいいかわからなくなっていた。泣くこともできない。今の自分の気持ちがわからなかった。


続く