~昼休み~

千「真司郎、ここわかる?」

真「う~んと・・・・ここわなぁ」

先「與!」

真「はい」

先「ちょっと・・・」

先生が突然昼休みの教室に入ってきたと思いきや手招きをして真司郎を呼び出した。

日「どうしたんだ?あいつ。千晃なにかしってるか?」

千「知らない。なんでだろう」

秀「なんか悪いことしてたっけ??」

隆「そんなことしてないだろ~」

残された4人はなんだか不思議だった。



~職員室~

先「ほい」

先生は真司郎に封筒を渡した。おそるおそる真司郎が封を開けて中を見てみると・・・・

先「おめでとう!」

‘‘合格‘‘という文字が見えた。

真「ホンマですか?」

先「見ての通りだ!」

真「ホンマに・・・・ホンマにうかったんや!!!」

先「そうだぞ!よく頑張ったな!!」

真「ありがとうございます!!!」

真司郎はとても軽い足取りで教室に戻って行った。


真「やったでーーーー!!みんな!!」

教室に入ってくるなり千晃たちのもとへ走っていった。

秀「なに?どうしたんだよ」

日「お前がそんなに興奮するとかめずらしいな」

真「こんなときに興奮せえへんやつがどこにおるん?」

隆「だからなにがあったんだよ」

真「みてみぃ!!」

真司郎は一通の手紙をみせた。そう、合格通知だ。

千「真司郎すごいじゃん!!!おめでとーーー」

日「そっか、お前、ダメもとで立王館大学の推薦入試受けてたもんな!!」

真「忘れとったん??」

日「ごめん。思い切り忘れてた」

秀「すげー。いいなぁ」

隆「おめでと!」

真「ありがと!!ホンマにありがと!!めっちゃうれしい!!」

真司郎がここまで興奮するのは珍しい。みんな驚きつつも真司郎の合格を心から祝った。実は、真司郎は第一志望大学の立王館大学の推薦入試をダメもとで受けていた。周りからは絶対に受からないと反対されていたがものは試し!の精神で受けていた。もちろん、落ちると思っていたから一般入試で行こうと勉強は入試後もしていた。

秀「いいなぁ。お前、もう受験勉強しなくてもいいじゃん」

真「でも、ちゃんと勉強せえへんと大学でもついていけないから、気は抜かんでがんばらなあかんな」

日「でも、俺らよりも一足早く合格決めるとかやるなぁ!」

真「運がよかったんやなぁ。あっ!宇野ちゃんにも電話しよ~」

真司郎は興奮を抑えきれない様子で実彩子に電話した。

日「ってか、宇野知ってるっけ?真司郎が推薦受けたってしってるっけ?」

真「知ってるって。だって宇野ちゃん入院する前にそういう話したやん。」

隆「あいつ、覚えてるかなぁ」

秀「頭はいいけど、天然だからなぁ」

真「あっ!もしもし宇野ちゃん?」

実『なに?こんな時間に』

真「受かったで」

実『????なにが?』

真「なにがって、推薦!!!」

実『推薦・・・・・・あー!立王館大学の!!!』

真「あたりまえやろ!もしかして宇野ちゃんも忘れとったん??」

実『ごめんごめん(;^_^Aおめでとー!!!』

真「ありがと!!!宇野ちゃんに小論文の推敲やってもらったりしたからそのおかげやな。ありがとな!」

実『いやいや~真司郎が一番頑張ったからだよ。よかったね。私もうれしい!!おめでとう!』

真「ありがとう」

実『今から検査だから切るね。おめでと~また合格通知見せてね』

真「あぁ!もちろん。じゃぁな」

日「宇野にも忘れられてたか?」

真「でも、宇野ちゃんはいろいろ大変やからしょうがないけど、日高たちはひどいなぁ~」

日「千晃も忘れてたよな」

真「ほんまか??千晃。」

千「う・・・う、うん(;´▽`A``」

少し戸惑いながら言った。

真「・・・・まぁみんな自分のことで大変やもんな」

隆「いいじゃんか!!!うかったんだから!!!よし、忘れてたお詫びと合格祝いかねてハノンのケーキおごってやる!!」

秀「じゃぁ!!今日の放課後はハノンで真司郎の合格祝いだな」

昼休みは真司郎の合格を6人で祝った。しかし千晃うれしそうながらも少々悲しげな表情を浮かべていた・・・・。




続く・・・・