先生「夏休み明けにやった模試返すからな~名前呼ばれたら取りに来いよ~。青島・・・與・・・伊藤・・・」


夏休みがあけ2学期がはじまってから早2週間。ついに夏休みあけの模試が返ってきた。


先生「西島~、お前、よく頑張ったな」


隆「ほ、ほんとですか??」


先「これからもこの調子で頑張れよ」


個票をみると、慶明B判定になっていた。


隆「・・・・・・」


隆弘はおどろきのあまりそのまま硬直していた。


真「にっしー?」


隆「オッシャーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」


ついつい叫んでしまった。


先「うれしいのはわかったけど叫ぶなよ」


隆「あ、っすみません・・・」


我に返り、席に戻った。いまだに信じられないようだ。


日「お前、どうだったんだよ!」


隆「見てくれよ日高!!」


日「・・・・・・・ウソだろ!!おい、宇野、見てくれよ!!」


日高は前の席の実彩子に西島の個票を見せた。


実「えー!!!すごいじゃん!!ここまで上がるってすっごい頑張ったんだね」


日「お前、もしかしておれのカンニングしただろぉ」


隆「してないし!!!じ・つ・りょ・く!」


みんな隆弘の結果には少し信じられないようだった。


日「俺、今回久しぶりの一番!!!宇野は2番か?」


実「私、今回8番だった」


日・高「えっ?」


実「やっぱ夏休みの勉強足りなかったのかな~」


実彩子はそんなに気にしていないようだが、隆弘と日高は驚いた、日高は少なからず動揺しているはずだ。




放課後 


実「あっ、隆弘。待っててくれたんだ」


立花先生に呼び出しされ職員室に行った実彩子を隆弘はひとり、教室で待っていた。


隆「うん。立花先生に呼び出しされたのって、もしかして・・・模試で?」


実「うん。夏休みの頑張りが足りないっていわれちゃったよぉ。ちょっと怠けちゃってたのかなぁ私」


実彩子は気さくに言った。


隆「実彩子、大丈夫か?」


実「大丈夫って?」


隆「夏休みずっと頑張ってたじゃないか。なのにこんな結果に…。もしかして…あれが、原因なのか?」


鞄に教科書を入れていた実彩子の手が一瞬止まった。


実「大丈夫だって」


隆「でも…。」

実「みんなが頑張っただけだって。私は全然大丈夫だから」


隆「でも・・・・」


実「だから大丈夫。ね?そんなこと心配するんだったら隆弘自信のこと心配しなよ。じゃ、帰ろうっか」


隆「う、うん・・・」


いたって明るく接していた実彩子だが、隆弘はなぜだかすごくきになった。なんだか隆弘は心がすっきりしなかった・・・。




つづく・・・