Purple side


紫「疲れた……」


こんなにも濃い1日があっただろうか。


デートをするはずが、待ち合わせ場所には3人いて、喧嘩し出して私が逃げ出してカフェに入って……光啓と会って、ショッピングしてー、かと思ったらまた3人がやってきて………


あの後、光啓があの3人に追いかけられるのはゴメンだ。と言い今日は解散となった。


黄「でも、今度またこういうことしような」


ただ、帰り際にそう言ってくれたのが嬉しかった。


そう思い、今日はありがとう。というメッセージを送るためにアプリを開いた。


すると、そこには未読のメッセージが一つ。


青『月曜日に渡したい物あるんやけど、放課後時間ある?』


明日か……明日なら何も無いはず。


紫『うん、大丈夫だよ』


渡したいものって何だろう……?


紫『渡したいものってなに?私は心当たりないんだけど……』


疑問に思い、それを加え返信する。


青『秘密やで〜??』


すぐに既読が付き、返事が返ってくる。


紫「何か可愛い笑」


それに少し可愛さを覚え、それ以上は追わず、日高くんへメッセージを送る事も忘れ、携帯を閉じた。