Pink side


緑「宇野さん映画観に行かない?」


橙「え~、最近できたスイーツカフェにでも行かない?」


紫「そっ、そうだね~……」


結局、俺と西島も付いていくことになった。


桃「いやいや、ショッピング行かん?俺も買いたいのあるし」


みんなが行きたい場所は、丁度真反対の方向にある。


困らせるだけだと思うのだが、それぞれが自分の提案する場所に行かせようと必死だ。


俺もこの時は、そのことを忘れていた。


橙緑桃「「「どこがいい?」」」


紫「ん~……ちょっと…うーん……」


橙「2人のせいで困ってんじゃん!!」


緑「うるさい、お前らが勝手に来たんだろ」


桃「直也くんが1人で行こうとするけやん!!」


せっかく集まったというのに、口論が始まる。


明らかに困った宇野さんを置いて。


紫「あの……」


橙「だいたいなんで直也くんがそんなに早く誘えてるんだよ!!」


緑「それは今関係ないだろ?」


紫「あの……ごめんなさい!!私のせいだろうし、帰るね!! 」


桃「あっ、ちょっと……!!」


それに痺れを切らしたのか、自分のせいでと思ったのか、彼女は俺らから逃げるように遠のいていった。



宇野ちゃん逃げました笑


さて、続きどうしようか考えてます(^^)