あのとき、僕らの歌声は。 | オレンジ色の架橋

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日々の生活で感じたこと、思ったこと。気ままに語っています。
お付き合いいただけたら嬉しいな。

AAA・西島隆弘さんとゆず、backnumberが好きです♪

 

デビュー11周年の記念日に、まるでアニバの代わりだよ~とでも言わんばかりに発売された

デビュー11周年記念オフィシャルブック

あのとき、僕らの歌声は。

 

 

 

 

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今日は仕事もお休みだったし、パラパラとめくったら読みやすそうだったので一気に読んでしまいました

 

 

 

私は悲しいかな、ひどいあまのじゃくなので

「落涙必至!」なんて書かれると、それだけでなんだかテンション下がってしまって

読む前にはそんなに期待はしてませんでした(ごめんなさい)

 

質のいいファンであれば、大好きなAAAの本だってだけで大絶賛なんだろうけど

好きだからこそ言わずにいられない、正直者の自分がつらいですwww

 

目次の前の頁に

メンバーそれぞれへのインタビューをもとに創作した小説です

とありますが、かなり創作が強めの内容だと思いました

 

ファンであれば当然知っていることもたくさんあったし

反対に、これまでライブのMCなどで笑いのネタとして語られていたメンバー同士のケンカが実は深刻であったこととか

あのライブの時、あのメンバーはこう思っていたんだなとか

あの収録の時にこんなプレッシャーに押しつぶされそうになっていたんだなとか

いろいろ知ることも多かったです

 

このライターさんはリーダーがお好きなのかしら?(笑)

頼れる男、浦田直也がさりげなく強調されています(もちろん直也くんは頼れるリーダですけどあせる

 

 

にしても、どうしてドキュメンタリー小説という形になったんだろう?

 

これは完全なる私個人の意見ですが

アニバやらないんだしさ←しつこいw

しかも11周年の記念のオフィシャルブックと銘打ってるわけなんだから

ここはメンバー自らが書いた文章でバシッと構成して欲しかったです

 

もちろんスケジュール的にそんな余裕があるわけがないのは承知しているので、すべてをメンバーに書いて欲しかったとは言いません

ただ、短くても生の言葉に触れたかったです

それが無理ならば、これまでのインタビュー記事を再編集するとかの案はなかったのかな?

 

 

【独断と偏見によるChapter別・読みどころポイント】

 

Chapter1 ミカンセイ 宇野実彩子

 

・ストリート時代の悔しい思い出

・優等生だった彼女の挫折

・希望していたソロでなく男女混合ユニットだなんて

・私の居場所はAAA

 

Chapter2 虹 浦田直也

 

・バックダンサーとしての紅白出場

・レコード大賞最優秀新人賞は受賞したけど

・デビュー後のハードスケジュール

・渋谷で仮装してのカウントダウン

・この仲間との出逢いが誇り。そしていつか紅白へ

 

Chapter3 アシタノヒカリ 日高光啓

 

・チーフマネージャー白戸さんとの約束

・ラップバトルでの敗北

・ラッパーSKY-HIなのに付いてくるAAA

・衝撃のスタッフ全員の異動

・俺たち絶対に夢を掴むから

 

Chapter4 逢いたい理由 伊藤千晃

 

・男女に別れて活動しては…との提案

・ボーカルパート担当

・ネットを見るのが怖い

・変わりたい。私はファッションがやりたい

・怪我でのツアー離脱

・家族とメンバーの愛

 

Chapter5 出逢いのチカラ 西島隆弘

 

・熱すぎるがためのメンバーとの対立

・まず西島を売り出す。それに引っ張られるようにして他のメンバーも売れていけばいい

・デリガクで真司郎と一緒に

・「ニッシーのこと…なんか好きになったかも」真司郎の言葉に大号泣

・愛のむきだしとの出会い

・ヒット曲が欲しい

・恋音と雨空のロングセラー

・絶対、上にいこうな

 

Chapter6 ダイジナコト 末吉秀太

 

・にっしーとの寮生活

・自分から相手の心をノックしてみよう

・この舞台、俺にはできない

・岩松了の千本ノックの洗礼

・共演者小林薫さんの優しさ

・母への電話

 

Chapter7 Love 與 真司郎

 

・嫌いだったにっしー

・にっしーに支えられたデリガク撮影

・重い病の少女との交流

・テレビで歌うのが怖い。もう歌えない

・メンバーへ送ったLINE。かけがえのない仲間たちからの温かいメッセージ

 

 

 

この本の中で一番印象に残ったのは

AAAは「集まった」のではなく「集められた」グループだった

という言葉でした

 

もともとはライバル同士で、気持ちもバラバラだったメンバーたちが時間をかけて今の関係を築き上げ

ぶつかり励ましあい、支えあって現在に至る軌跡を描いた記録的小説の意味合いが強いかなと

 

分量も苦労せずに読める量となっておりますので、興味のある方は読んでみてください☆