生命エネルギーとは何か?について。
生命エネルギーについてはいろいろな呼び名がある。
氣、プラーナ、波動、エーテル(イーサ)、プラズマ、電磁波、電子(マイナスイオン)、オーラ、オーゴン(オルゴン)…
この生命エネルギーとは何かということを思考する上で、エントロピー増大の法則という視点を加えると更に思考の幅が広がる。
エントロピー増大の法則を簡単に説明すると、「閉じられた系」(外部からの影響が無いある一定の範囲)の中では、その内部が混沌(カオス)・不規則になっていき均一の状態になるというもの。
物質が拡散する。楽な方に流れていく。とも言える。
コップ(「閉じられた系」)に水とお湯を入れると、ぬるま湯になるという現象。で、そのぬるま湯が水やお湯に戻ることは無い。
何らかの物質であっても、壊れたら元には戻らない。
物質は拡散し崩壊しカオスに向かう。
しかし、生命体や惑星はこのエントロピー増大の法則に反している。
生命体や惑星は秩序(オーダー)を持って、その秩序を安定・拡大させている。
※「死」という終わりはその生命体や惑星のエントロピーが最大化された状態で、最終的にはエントロピー増大の法則に則っているとも言えるが。
エントロピーの増大とは混沌(カオス)であり、物質の拡散であり、均一化であり、情報の減少であり、死であり、破壊である。
逆に負のエントロピーの増大とは秩序(オーダー)であり、物質の凝縮であり、多様化であり、情報の増加であり、誕生であり、創造である。
生命体や惑星については明らかに負のエントロピーが増加している。
基本的には物質世界の「閉じられた系」ではエントロピー増大の法則が成り立つ。しかし、「閉じられた系」の外部から何らかのエネルギー(負のエントロピー)が加わるとこの法則が成り立たなくなる。
で、この法則が成り立たない生命体や惑星についても負のエントロピーが加わっていると考えるべきで、その負のエントロピーとは何かというのが「生命エネルギー」となる。
なので、生命エネルギーというのは生命体や惑星に
・秩序(オーダー)
・物質の凝縮
・多様化
・誕生
・創造
の方向性を与える存在ということになる。
これは何か?と考えると「設計図」や「情報」、「イメージ(想像)」とも言えないだろうか?
この世界の本体は「空(くう)の世界」であり、プラトンの言うイデア界。そこには全ての「設計図」がある世界。またアカシックレコードでもあり全ての「情報」が記録されている世界。
で、「精神世界(アストラル界)」というのが心(感情・欲望・感性)の世界であり、「イメージ(想像)」の世界。
また、「物質世界(現象界)」は目に見えない世界(潜象界)の情報が投影されたホログラム。
生命体の進化についても今西進化論やインテリジェンス・デザイン理論のように、何らかの目に見えない力(進化の方向性)の存在が無ければ説明不可能なものが多い
全てが繋がってくる。
生命エネルギーである氣やプラーナというのは、「空の世界」から設計図の情報の一部が流れてきているようなもので、それを人体に流すことで人体の細胞などを維持・正常化させることができるのだと思う。
「空の世界」の根元である善(愛)の力が示す方向性を人体に与える。
人体でそれを空間中から受け取る主な場所が丹田やチャクラ。
そして、その氣やプラーナという設計図を受け取ることができない状態になると物質世界の法則に従って肉体や惑星は拡散・崩壊していく「死」を迎える。
結論としては、「氣は負のエントロピーであり、設計図であり、情報であり、イメージである」という感じか…。
※実際に氣をコントロールするにはイメージの力(想像力)が必要になってくる。
■人間社会でも考える
人間社会という「閉じられた系」で思考すると
エントロピー増大である、混沌から生まれるのが均一性
負のエントロピー増大である、秩序から生まれるのが多様性
なんかイメージとは逆の気がするが、エントロピー増大の法則を考慮した視点ではこうなる。
で、人間は負のエントロピーを受け取る力がある為、秩序及び多様性、誕生、創造の方向性を持つ。
で、陰謀論で言われるニュー・ワールド・オーダー(新世界秩序)。
秩序(オーダー)が最大化された世界。
人間を徹底監視・管理・コントロールし、全てを平等にする超共産主義の社会。
そして人類は負のエントロピーにより凝縮されマトリックスのように思考が接続された世界にムーンショット計画で連れていかれる。
もっと気持ちの悪い表現であれば、漫画の「アイアムアヒーロー」のように人類全員が凝縮されたゾンビとなる。
負のエントロピーを最大にしたような人間社会。
恐ろしい気もするが、秩序は多様化・誕生・創造をもたらす。
悪い面だけでなく、そこからの爆発的な進化があるのかもしれない…。
また、人間は負のエントロピー(秩序、情報)を受け取ってしまう存在なのでこの流れは必然なのだろう…。新世界秩序は避けては通れない道か…。