私たちは、くだらないお喋りを繰り返した。

笑いが絶えなかった。

彼氏彼女に見えるかな?

デートに見えるかな?

そんな甘い期待が私を包んでいた。

西島さんは何着か服を選び、会計をしている。

その姿を眺めているのも嬉しい。

あんなカッコいい人と一緒にいるんだ...

会話してるんだ...

自然と顔がにやける。

自分の頬を両手でおさえる。

宇 「顔が戻んないよ~」

嬉しくて楽しくて、笑っちゃってにやけちゃって...

どうしよう(笑)?

西 「どうしたの?」