ショップに着いて、服を一緒に見ていく。

服選びに女の子と来たことがなかったから、どうしたらいいかわからん。

彼女もキョロキョロ見渡している。

彼女が見つめている服...

あれなら彼女でも着れるかもしれない。

ちょっと大きいかもしれないけど...彼氏の服っぽくて...。

一緒に服を選んでいく。

慣れてきたのか、俺の問いかけにも気軽に返してくれる。

そして、彼女が俺に選んでくれた服は...

...可愛いテイストの服。

俺って、そんなイメージ?

可愛いくないやん。

西 「俺...そんな可愛いの着ないし」

ちょっと不貞腐れた感じで答える。

彼女はそんな俺を見て笑っていた。

あっ...冗談か!