数学で伸びる or 伸び悩む有段者の違い

 

有段者は大きな可能性を持っています。

高い計算力。

長時間の集中力。

年齢や経験ではなく、自分に合った努力を積み重ねる習慣。

そして、スモールステップで成功体験を積み重ねてきたこと。

これらは将来にわたって大きな武器になります。

 

しかし、長年学校現場で生徒を見ていると、

有段者だから必ず数学が得意になるというわけではありません。

 


 

実際には、

数学で伸びる子と伸び悩む子には違いがあります。

それは計算力ではなく、

「考える習慣」「多角的・多面的にみる習慣」があるかどうかです。

 


 

例えば、

答えが合った瞬間に終わる子。

なぜその解き方なのか考える子。

別の解き方を探す子。

どれが一番伸びるでしょうか。

 


 

高校数学や大学入試では、

計算力だけで解決できる問題はそれほど多くありません。

問題を分析し、

条件を整理し、

方針を立てる力が必要になります。

 


 

私はこれまで、

数学が得意になる生徒をたくさん見てきました。

その子たちに共通しているのは、

「もっと良い解き方はないかな」

と考える習慣です。

 


 

だから私は、

有段者の強みである計算力を、

考える力へつなげたいと思っています。

計算力は大きな武器です。

しかし、その武器をどう使うかで未来は大きく変わります。

答えを出して終わるのではなく、

なぜそうなるのかを考える。

別の見方を探してみる。

そんな習慣こそが、

中学・高校、そしてその先の学びにつながっていくのではないでしょうか。

 


 

今後このブログでは、

・有段者が数学で伸びる理由

・中学数学につながる考え方

・家庭でできる学習法

なども発信していきます。

 

"その計算力、数学でも生かせる!!"

なぜ小学4〜5年生から数学を始めるのか

 

「有段者なのに数学は普通。」

そんな話を聞いたことはありませんか?

「数学は中学生になってから」

そう考える方は少なくありません。

しかし、私は長年子どもたちを見てきて、

数学を始めるなら小学4〜5年生が最も良い時期の一つだと感じています。

 


 

小学4〜5年生頃になると、

  • 分数

  • 小数

  • 割合

  • 図形

など、数学につながる考え方が少しずつ増えてきます。

また、有段者の子どもたちは計算力が高いため、

計算そのものに時間を取られず、

「なぜそうなるのか」

を考える余裕があります。

 


 

例えば、

78×72

を計算するとき、暗算有段者であれば

5秒もかからずに 5616 が求まります。

 

しかし、

実は、この1問だけでもたくさんの見方があります。
 

「78×70=5460 と、78×2=156 に分けて考える」

「72×78 と 78×72 は同じ」

「80×72=5760 から 2×72=144 を引き算しても求まる」

「10の位が同じ数字で、1の位が足して10の掛け算だから、下二桁は2×8=16、上2桁は7×7+7=56」

など、数学では様々な見方をします。

「(75+3)×(75-3)と考え、75の2乗-3の2乗でも計算できる」

 →「75の2乗は10の位が同じ数字で、1の位が足して10の掛け算だから、下二桁は5×5=25、上2桁は7×7+7=56」

 


 

教育現場にいると、こうした『考える力』は、

中学生になって急に身につくものではないと感じてしまいます。

小学生のうちから少しずつ育てていき、習慣化していくもののようです。

 


 

私はこれまで、公立中学・公立高校教員として

大学入試レベルまでの生徒たちを指導してきました。

その中で感じるのは、

早く進んだ子ほど有利なのではなく、

早く「考える習慣」を身につけた子ほど強いということです。

 


 

だからこそ、

あんざんすうがくAAAでは、

ただ先取りをするのではなく、

考えることを楽しめる学びを目指しています。

 

計算力という大きな武器を持った子どもたちが、

数学の面白さにも出会える場所。

そんなゼミを作っていきたいと思っています。

 

「皆さんはお子さんの計算力を、今後どのように生かしたいと思いますか?」

 


 

今後このブログでは、

・有段者が数学で伸びる理由

・中学数学につながる考え方

・家庭でできる学習法

なども発信していきます。

 

"計算力を武器に、数学的な見方を育てる"

はじめまして。

 

「あんざんすうがくゼミAAA」です。

 

私は長年、公立中学校・高校で数学を教えてきました。

また、部活動やボランティアなどを通して、そろばん指導にも携わり、多くの有段者と出会ってきました。

 

有段者の子どもたちは、

・計算が速い

・集中力が高い

・粘り強く取り組める

という大きな強みを持っています。

 

しかし一方で、

「せっかく身につけた高い計算力が、その後の数学で十分に生かされていない」

そんな場面も数多く見てきました。

私は以前から疑問でした。

 

有段者なら、

もっと早く数学に挑戦できるのではないか。

もっと深く考える学びができるのではないか。

もっと高いレベルを目指せるのではないか。

 

そろばんで育った力は、計算力だけではありません。

頭の中で数字を動かす力。

規則やパターンを見抜く力。

試行錯誤しながら答えにたどり着く力。

そして、あきらめずにやり抜く力。

これらは、本来数学を学ぶ上でも大きな武器になるはずです。

 

そこで立ち上げたのが、

「あんざんすうがくゼミAAA」です。

あんざんすうがくゼミAAAは、

心の教育を大切にする珠算教室で育った子どもたちが、

そろばんで培った力を、数学の理解力や思考力へつなげていくための数学ゼミです。

 

ただ問題を解くだけではありません。

なぜそうなるのか。

どう考えるのか。

他の解き方はないのか。

そんなことを一緒に考えていきます。

 

計算が得意な子が、数学も好きになる。

数学が得意な子が、さらに高い学びへ挑戦できるようになる。

そんな場所をつくりたいと思っています。

 

AAAには、

Anzan(暗算)

Abacus(そろばん)

Another A(その先の学び)

という意味を込めています。

 

計算で終わらない学びへ。

 

これからこのブログでは、

・有段者の数学学習

・家庭学習のポイント

・中学・高校につながる考え方

・ゼミの情報

などを発信していきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

#あんざんすうがくゼミAAA